2014年3月22日

4年ぶりの四国へ

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

昨日ほどではありませんが、今日も冷たい冷たい風が吹きつけ、身体が冷える午前トレーニングでした。しかし恒例の2タッチのリラックスゲームは、選手たちの活気でいっぱい。ネルシーニョ監督は「レッズ戦はとても大きな勝利だった。ここまで内容も足らないゲームが続いている中で、個人もチームの質も高い内容で、結果も出せた。自信につながるいい勝利だった」と振り返ります。

140322_game.jpg

水曜日のレッズ戦の勝利は、自信と希望を取り戻すきっかけとして、最高のゲームとなったようです。ただ、それは明日勝つことができて初めて言えることでもあります。ヴォルティスは水曜日のナビスコは先発全選手を入れ替え、この日曜日の試合に備えてきています。相手の監督は小林伸二監督。チームに組織的な守備とカウンター、90分間走り続ける体力と諦めないメンタルを植え付け、山形時代には日立台でJ2降格への決定打となる零敗も喫しました。

ニーヤンの弟、クレイトン選手にも注目が集まります。囲み取材で質問を受けた監督も、予期していたかのようにニヤリと頬を緩めます。「レアンドロとクレイトン、とてもよく似た特徴を持っている。ボールを欲しがるところとかね。だからこそ、ウチの選手にとってもイメージがしやすいと思う。そして注意しなければいけない選手だね」

1ゴール1アシストを決めた田中順也選手。「この前はいい試合ができたけど、これを継続したい。コーナーは気持ちをこめて大事に蹴らないと、中に飛び込んでくる人にも思いが伝わらないし、ゴールも生まれないと思う。いいプレーをしても数字で結果を残さないと、『いい選手』で終わってしまう。相手にとって『怖い、嫌らしい選手』にならないと」と2試合連続勝利と自身の好結果を誓います。

2タッチゲームのあと、すぐさま気持ちを入れ替えて、GK菅野選手は個人練習に戻りました。スゲの後ろからアレックスGKコーチがネットに向けてボールを投げつけ、その跳ね返りにす即座に反応する。またユニークなトレーニングですが、今季数々のビッグセーブ、しかも至近距離シュートを止め続けているのも、こういった反応速度を速める練習が効果を出しているのかもしれません。「今季はまだゼロ(完封)がない。スタートダッシュにも失敗してしまったので、今度こそ結果を出さないと」。妥協を許さない守護神、明日もイレブンを助け、引き締めるプレーを見せてくれるでしょう。

140322_suge.jpg

明日14時、鳴門大塚でキックオフです。四国まで遠征される方、スカパーやオンデマンド観戦の方も、勝利を信じて応援をよろしくお願いします!