2014年10月 9日

あと67時間後

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担当:河原 正明

今日の広島は、日曜日の柏とは正反対の快晴。広島駅を降りると暑いくらいでした。
トップチームは昨日の広報日記にもありましたが、代表組とケガ人を除く全選手が広島に移動、チーム一丸で今日の試合に臨みました。

日曜日の試合は大雨の中疲労困憊なドロー。両チームとも消化不良ぎみだっただけに、仕切り直しの2連戦が始まりました。

ネルシーニョ監督は「いつも広島と戦う時は拮抗した試合展開」と表現していましたが、ミラーゲームだけあって互いに「ミスの探り合い」(栗澤選手)ジリジリする展開が続くなか、時折牙をむくかの鋭い攻撃で覇を競い合います。
均衡が破れたのは41分、少しバランスを崩した一瞬のスキを突かれて放たれたパスに飛び出した佐藤選手に決められて先制を許してしまいました。

「一瞬の気の緩み、もったいなかった」(ネルシーニョ監督)。ところが、後半から反攻を狙うも後半わずか3分にエドゥアルド選手が2枚目のイエローカードで退場してしまいます。エドゥアルド選手は必死の抗議をしますが判定は覆るはずもなく、戦況はとたんに厳しくなります。指揮官はすかさずここで4バックの布陣に指示を出します。
そこに付け入るスキが無かったか、有ったのかという議論になりますが、結果は直後に追加点を許します。

前回アウェイでの対戦では似たような展開から堰を切ったように失点を重ねましたが今日は違いました。
「チーム全体がこれ以上やられないと粘り強く戦えた」(栗澤選手)。レイソルはしっかりと守ってからの逆襲に活路を見出します。交代出場のドゥドゥ選手や大島選手、もちろん工藤選手らも最後まで得点を求め果敢に挑み、相手のファールを誘い、FKのチャンスでチャンスを作りました。大島選手から工藤選手へのスルーパスもシュートをフィンセーブで防がれますが、「あれは狙い通りでした」(大島選手)とあと一歩まで迫ったのも事実です。
「まだあと90分ある。試合は終わっていません」(ネルシーニョ監督)。その言葉通り、ホームでの第2戦が待っています。

チームは明日、柏に戻り日曜日の再戦に備えます。
中2日、67時間しかありませんが、連覇でタイトルを手にするかは選手たち自身にかかっています。そしてどうぞ、ホームで逆転し」決勝進出を決めるべくサポーターの皆さんもスタジアムでご声援くださいますようお願いします!