指宿夏季キャンプ6日目
担当:大重正人
いよいよ指宿キャンプも、残すところ2日となりました。約1週間の行程、序盤はフィジカルを中心に身体を追い込みながら、徐々に負荷を落とし、ボールゲームや紅白戦を入れていく流れは、試合に向けてこなす1週間と同じようなリズム。23日日曜日のナビスコ広島戦へ、順調にメニューを消化してきました。
梅雨時期なのに、ここまで天候に恵まれたのは、太陽王レイソルの成せる業でしょうか。太陽をいっぱいに浴びて、褐色の肌になった選手たち。精悍でたくましく見えます。このキャンプ、茨田選手の動向がすごく目に飛び込んできました。ピッチの中央で持ち前のパスセンスを発揮してゲームメイクしたり、タイミング良く前線へ飛び出したり。さらに目立っていたのは、コーチング。特にユースの後輩であるU-18選手が多く参加していたこともあってか、細かいポジショニング、ボールの動かし方など、常に周りに気を配り、声を出し続けていました。プロ4年目、例年ほど出場機会に恵まれていないだけに、彼もここから!という思いが強いはずです。
さあ指宿、最後の晩餐。今夜のメインは、、、
先日贈呈いただいた「かごしま黒豚」のしゃぶしゃぶ!今日は、各テーブルすごく賑やかで大きな歓声や笑顔がたくさんありました。明日でキャンプも終わる達成感や安堵もあるのかもしれませんが、一つの鍋をみんなで囲みながら、一緒に楽しい時間を過ごして和を深める。これこそ、キャンプの最もいいところかもしれませんね。写真の大きな黒豚の盛り合わせ。「若い選手のテーブル。無理かな?と思いましたけど、4皿も間食しましたよ」とホテルの方が教えてくださいました。U-18の高校生4人の若さと食欲に、さぞびっくりされていました!
今回はけが人も多く、彼らがいなければ紅白戦も十分にできない状況。最初は遠慮がちでしたが、ピッチでは丁寧なボールさばきやパスワークを徐々に発揮。先輩の秋野、小林、木村選手らとの2012クラブユースチャンピオンチームがここに復活し、そのすばらしい特長であるポゼッションサッカー、まさに仮想サンフレッチェとして最高最適のチームでした。もちろん、トップチーム昇格を夢見る彼らが、個人的にアピールするチャンスでもあります。今回のプレーや頑張り、ネルシーニョ監督は必ず記憶にとどめていることでしょう。トップもユースも、「チームレイソル」として実りあるキャンプを送ることができました。あと1日、最後まで無事に終われますように。
今日は午前が紅白戦、午後がフィジカル。変則だったわけは、、、
ワグネル選手が午後は不在になってしまうから。16日に開催される「東日本大震災復興支援 2013Jリーグスペシャルマッチ」に向けて、午後一番で指宿を出発しました。昨年はJリーグチャンピオンとして、4選手+スタッフの「ネルシーニョレイソル」がJリーグ選抜の中心となりました。今回はジョルジ一人とすこしさみしくもありますが、TEAM AS ONEには、大津祐樹選手に加え、アカデミー出身の指宿洋史選手とカレンロバート選手とレイソルに縁のある選手も出場します。
まず明日は、国立競技場で前日公式練習が行われます。千駄ヶ谷門から入場し、メインスタンドが無料開放されます。
14時30分?15時30分 Jリーグ選抜練習
16時20分?16時50分 両チーム募金活動(バックスタンドコンコース)
17時?18時 TEAM AS ONE練習
そして試合は、日曜日の15時キックオフです。Jリーグ屈指の選手が集まるチームの中で、ジョルジがどんなプレー、黄金の左を見せてくれるか。チームメイトには中村俊輔選手がいます。同じレフティーで史上に残るプレイスキッカー。僕らはもちろんジョルジに蹴ってほしいですが、2人が「どっちが蹴ろうか?」と相談するシーンを想像しただけでもワクワクしますね?。
試合当日のチケット販売やイベントなどの詳細はJリーグサイトでご覧下さい。
http://www.j-league.or.jp/specialmatch/
またスカパー!やスカパー!オンデマンドではLIVEにて視聴することができますので、下記ご案内からどうぞお確かめください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2013/015333.html