更新日:7/18 0:31
本日の担当:横井孝佳
奮発して神戸牛を食べてから出陣した甲斐がありました。2試合連続の大勝、しかも零封勝利!
前節、今節とクレーベル選手が爆発。「FWは点をとれないのか」というご不満も聞こえてきそうですが、私は玉田選手、貴章選手の働きがあってこそだと思います。玉田選手の周りを使う意識、貴章選手の突破力などが功を奏していると。
新潟・十日町で蒔いた種が、今すくすくと育っている、そんな感があります。今だから明かせることですが、新潟ではレギュラー組にケガ人が続出し、本当にどうなっちゃうんだろうかと不安でした。でも、負傷した選手をピッチに立たせ、ボールこそ蹴らないものの連携を確認していたのです。その効果が出ています。「十日町でキャンプを張ったチームは、その後調子がよくなるジンクスがあるんですよ」という、十日町市サッカー協会の若山さんの言葉もありがたく思い出されます。
いずれにしても、今チームは非常にいい雰囲気。今日の試合後も、選手たちに大勝に浮かれるムードは微塵もなく、淡々と試合を振り返っているのが印象的でした。「後半は捨て身で攻撃を仕掛けてくる神戸に付き合ってしまった。ラインがどんどん下がって、スペースを与えてしまった」と貴章選手が反省の弁を口にしていました。また南選手に「今日はスーパーセーブ連発って言っていいでしょ」と声を掛けたら、「ぜんぜん。プロとして当たり前のプレーをしただけ」と謙虚。この分ならマリノスにも絶対勝つ!と言いたいところですが、互角の戦いをしてくれるのは間違いないと思います。
それにしても、ユニバーの記者席はピッチから遠かった…。レイソルの選手は判別できるのですが、神戸の選手となるとお手上げ。しかも4点目のオウンゴールは見逃すし…。テレビ中継がないため、HPのテキスト速報を頼りにしてくださった方も多かったと思いますが、自分的には全くダメ。チームは勝ったのに、敗北感に打ちひしがれている神戸の夜です。