更新日:7/5 2:16
本日の担当:種蔵里美
「やりたいことができていなかった。目標と違うサッカーになりかねない。もう一度目標を理解して、もう一度思い返してみよう」
午後練習の前に行われたビデオミーティングは約1時間にも及びました。午後3時半からのこのミーティングを敢行するため、練習場所も急遽あけぼの山から日立台に変更となりました。ビデオにしても選手たちに伝える言葉にしても、このミーティングに対する石さんの強い気持ちが伝わってきました。
ここ数試合、本日のBayfm「レイソルオーレ」でDJナラヨシタカさんが「水戸戦、山形戦…。(今のレイソルが)すごく不安なんだけれども」と言ったように、明らかにいいときのレイソルではありません。何が悪いのでしょうか。課題は多々ある。苦しいときに立ち返る戦術もある。では具体的にどうすれば。選手たち自身でも気付いていたことですが、石崎監督が選手たちに示した答えは非常にわかりやすいものでした。
山形戦のビデオを、通常よりも長く、ポイントを説明しながら見ていきました。ボールを奪われてからの反応、奪ってからの反応、攻守の切り替えが遅い、セカンドボールがあまり拾えない。
続いて、第1クールの初めに行われた仙台戦のビデオを見ました。目の覚めるような思いでした。相手にボールが渡った瞬間にプレスをかける、ボールを奪う、連動した動きで攻めに転じていく。ボールも人も激しく素早く動く、見ていて面白いサッカー。そう、こういうわくわくするようなサッカーをしていたんだ、と。第1クール序盤といえば、つい4ヶ月前のことです。そしてそのわくわくするサッカーを披露していたのは自分たち自身なのです。
今季、柏レイソルに関わるすべての人の目標は1年でJ1に昇格することです。そしてただ昇格するだけではなく、J1で通用するサッカーを身につけること。難しいことにチャレンジしている、苦しいのは承知のうえです。
第2クールに入ってケガ人の復帰や新加入選手の合流もありました。見失わないように、もう一度気を引き締めて、全員で共通認識を確認しあいました。
ビデオを見ていて、フロント業務においてもまた、同じように取り組んでいかなくてはいけないと感じました。1月20日に新体制がスタートした頃の気持ち、全員が同じ方向を向いて目標に向かっていこうと決意したままに、どんどんブラッシュアップしていかなくてはいけないと。
ミーティング終了後のピッチでは、早速「攻守の切り替え」をテーマにゲーム形式でのトレーニングを行いました。
いろんな波はあると思います。それでも平均して、まだまだ、レイソルは右肩上がりで成長していきます。
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