2014年6月22日

韓国キャンプ7日目

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

まずはアカデミーチームの話題から。全国大会出場を懸けて2チームが決定戦に挑みました。まずはU-18チームがクラブユース関東大会の11位決定戦。上位11チームが全国切符を得られる、本当の最後の一枚を争っての大一番。2-0と前半をリードしたものの、後半まさかの3失点。アカデミーツイッターをずっと見ていて、まさか信じられない思いでした。

ただ中国予選ではサンフレッチェ広島ユースが、岡山と鳥取の後塵を拝して敗退。どのJクラブも選手育成に力を入れ、実力が均等化されてきているのは、トップリーグと同じなのかもしれません。レイソルは間違いなくトップグループをリードしてきた存在ですが、ここから相手を上回っていくには、もっともっと上を目指して成長、改良が必要なのかもしれません。次の土曜28日には天皇杯千葉予選が待っています。今度は社会人チームを相手に失うものはない戦い。思い切りレイソルらしい自分たちのゲームを期待したいです。

その分先輩たちの分まで、U-12チームががんばってくれました。全日本少年サッカー大会千葉県大会、見事2年ぶりの優勝を飾りました。今年はホーム日立台での準決勝決勝戦、しかもスタジアム開催ということで、大変多くの方がメインスタンドを埋めて応援してくださったそうです。

140622_zensyo1.jpg

140622_zensyo2.jpg

準決勝の三井千葉戦は1-0の接戦でしたが、決勝戦はなんと8-0のゴールラッシュで大勝。渡辺毅監督は「準決勝は流れが掴めないまま40分間が過ぎた。相手の固い守りとカウンター攻撃を警戒しすぎた。決勝戦までは(連戦なので)まずは疲労回復に努め、フレッシュな選手を起用した。いい時間に先制できたので、緊張も解けていいプレーができた。日立台での試合で勝ててよかった。(全国大会に向けては)千葉県の代表だということを強く意識していいサッカーを披露したいと思います」と来る大会への意気込みを話しました。

140622_zensyo3.jpg

140622_zensyo4.jpg

このメンバーの中に、間違いなく将来のレイソルを担う選手がいるはずです。全国大会でますますの活躍を期待しています!ただその前に、今日の試合を終えてすぐ。18時にクラブハウスを出発しスペインの大会へ「コパ・トレーロス」へ向かいました。本当に頭が下がります。また海外から嬉しいニュースが届くのを待っています。

トップチームは韓国キャンプの7日目。火曜日の試合を控えて、今日はパスゲームに加え、攻撃陣はシュート練習、守備陣はヘディングやフィードと個別の練習を行いました。シュート練習は最後に大いに盛り上がりました。布部コーチのテンポ良い掛け声に乗って、クリ、ケンタ、クドー、ジュンヤたちのシュートがゴールに隅へ面白いように決まり、ファインゴールが止まりません。

140622_nel0.jpg

140622_nel.jpg

そこで「バモ、スゲ~!!バモ、イナ~!!」と大声を張り上げたのはネルシーニョ監督。「キーパー、しっかりしろ!」とばかりに、しかし顔は笑顔でとっても楽しそう。そんな激に応えて、ようやくGK陣がシュートを防ぎ始めますが、オーラスでクリのこれまたナイスゴールが決まってジエンド。攻守とも充実したトレーニングとなりました。

ワールドカップは、グループリーグ2戦目が進んでいます。いよいよ明日の早朝4時、われらのチャンス&グギョンが加わる韓国代表がアルジェリア戦を迎えます。第1戦を終えた数日前、グギョンから李通訳のもとへ電話があり、5分ほどでしたが話し込んでいました。「元気そうにしているみたいですよ!」とのこと。またチャンスからもカカオトークを通して、「レイソルの様子はどう??」と連絡が来たそうです。最終戦にグループ最上位とみられるベルギー戦を控えているだけに、ここは何としても勝ち点3をとっておきたいところ。休み明け月曜の4時起床は大変厳しい方も多いと思いますが、早くお休みになって、ぜひ2人への応援もどうぞよろしくお願いします!