グアムキャンプ7日目
担当:大重正人
7日目の朝は、GK陣も完全オフ。ただプールやジムなど、各々ジャージを着てホテルに帰ってくる選手をよく見かけました。そんななか、酒井選手は明日のU-23代表合流のため、今朝10時半にレオパレスを出発して、帰国の途に着きました。その出発直前ギリギリに、サッカーマガジンの取材をおこないました。いつもお世話になっているライターの鈴木潤さんに朝早くからお越しいただきました。
「去年出始めたころは勢いだけだった。でも6月のマリノス戦ぐらいから計算してプレーすることを意識し始めました。今ではクロスを先読みされて、相手が前に出てこないこともありますが、逆に考える余裕もうまれるようになりました」と言葉の一端を拾うだけで、内面の成長がうかがえます。昨年のグアムではリハビリが続き、練習試合出場すらなかったわけですから、本当に驚きの変貌です。出発前には、グアムにお越しだった永尾柏市サッカー協会会長からの熱い激励をいただいて、ホテルを後にしました。明日の午後に集合し、シンガポールで合宿をおこない、2月22日のアウェイマレーシア戦に挑みます。ちなみに明日はA代表アイスランド戦の代表発表です。いいお知らせができますように?
その後、鈴木さんには「J'sGOAL」のインタビューもお願いしました。昨年11?12月の月間MIPのレアンドロ選手の受賞インタビューです。本当は年末に行いたかったところでしたが、FCWC?天皇杯のハードスケジュールもあり、この時期までずれこんでしまいました。しかしニーヤンは、あの劇的な4試合のこと、優勝を手繰り寄せた4ゴールのことを情景や気持ちの面も交えながらしっかり振り返ります。大宮戦PK失敗のあとに任された新潟戦のPK、清水戦で多くの選手から「あれは難しい!」と絶賛されたヘディングなど、今でも鮮明にあのときの興奮と感動がよみがえってくるインタビューになりました。こちらも近日アップ予定です。
午後は、3度目の紅白戦。「今日は前線からしっかりセットした守備を意識してやるようにと言われていた(大谷選手)」。ゴールこそありませんでしたが、監督の要求通りに北嶋選手や茨田選手、増嶋選手らが球際で激しくアタックする姿勢が印象的でした。大谷選手はさらに「自分たちは去年から継続してきたことを続けて、そこに新しい選手がどうフィットしていくかというところ。去年はJ2からJ1に上がって試行錯誤するところもあったけど、今年は去年よりもチーム作りはスムースだと思う」と順調さを感じている様子でした。新加入選手が溶け込みやすいよう、彼らしいふとした気遣いも欠かしていないことでしょう。
そんな大谷選手が、今年もホームゲーム招待「TANI SEATS」を行います。今季で4シーズン目を迎えますが、「新しいサポーターの人に見に来てもらえたらと思います。例えばレイソルに興味があるけど、まだ日立台に来たことがない人へのきっかけづくりになったら嬉しいですね」とその目的を話してくれました。今季から来場される皆様の観戦歴や応募動機のご記入をお願いしています。また多くの人を誘えるように「4人一組」での募集も受け付けることになりました。「私はレイソルが大好きなんで、もっと仲間を増やしたいです!」という熱血レイソルサポーターの皆様、タニの意志に賛同いただける皆様のご応募お待ちしております!
明日は2部練習。午前はジムからサブグラウンドへ、午後は第一グラウンドでのトレーニングとなります。