2006年8月15日

更新日:8/15 23:5

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本日の担当:種蔵里美

午後4時からのあけぼの山での練習に行って来ました。
ピッチ脇の芝を踏みしめる足の上を、小さいカエルがぴょこぴょこ跳ねて通っていくなか、カメラを握り締め見学しておりました。

キタジ&ヤナギ、チームに完全合流です。
左膝外側半月板損傷による手術を受けてから2ヵ月半でここまで仕上げてきた柳澤選手は、本人の言う「めっちゃきついけど、順調なリハビリ」を経て、予定よりも少し早く戻ってきました。ピッチ上で嬉しそうに躍動する姿は相変わらず。彼はいつも溌剌としていますね、ユースの頃から。

近藤選手も練習にフル参加。今日は6対6や8対8のゲーム形式だったのですが、こうした練習に参加するのは今季初めて。重心の低いあの1対1の守備、スライディング、味方への指示出しなど、センターバック・近藤が戻ってきました。「サッカーをしている」実感、本人ももちろん感じていると思います。
膝の様子やほかの部分のコンディションを見ながらですが、これから徐々に、実戦への復帰を目指していきます。

今日は午前中、小さなお客様がいらしていました。職場体験で広報の仕事を体験したい、と一人都内から来てくれた中学3年生の女の子です。
広報の仕事は人と人をつないだり、何かと何かを介したり、思いや情報を伝えたり、どこか通訳に似ていて、基本的に裏方の仕事だと思っています。でもクラブを代表して表に出る機会もあり、「どうしたらクラブで働けますか?」「広報、フロントってどんな仕事ですか?」と聞かれることが多々あります。特別な資格・知識がなくては就けない業務ではありません。日々いろんな出来事が起きるなかで「いい広報」ってなんだろうと模索中な私がなんと答えればいいのだろう・・・と、その都度「うーん」と唸ってしまいます。
私なりの答えは明日発売のエルゴラッソでも少しお話させていただいたのですが、こうして広報日記を書いていると、これこそクラブ広報の醍醐味だな、としみじみと思います。
もっとレイソルを好きになってほしい、知らない人に知ってほしい。そのためにもっと頑張らなければ!職場体験に来てくれた、その純粋で一生懸命な思いに触れ、あけぼの山への車中、また真剣に考えたのでした。