2005年8月 2日

更新日:8/2 23:06

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本日の担当:種蔵里美

鹿児島県国分市で6日間の夏季キャンプがスタートしました。
リハビリ、コンディショニング調整で柏に残った永田・田ノ上・リカルジーニョ各選手、東アジア選手権に参加している玉田選手を除いた全25名にユース所属の桐畑・柳澤・須藤・大島の4選手を加えた29名が参加しています。
キャンプを始めるにあたり、全体としてのコンセプトは「8月21日、日立柏サッカー場でジェフを倒すこと、そしてその後のリーグ戦を一つ一つ大事に戦っていくこと」。新潟キャンプからの流れに加え、チームの統一感をもう一度構築し、クロスやシュートなどの精度を上げていくためのトレーニングを積んでいきます。

午後4時半からのトレーニングはフィジカルメニューから。(クレーベル選手はウォーキングと筋トレでの調整、小林祐・増田両選手はともにプールでの調整で別メニューとなりました)
サーキットメニューで身体をならしたあと、大野選手以下のU?1978年生まれの若手組とその他(こちらに近藤選手も加わりました)の二手に分かれ、「200メートルを全速力でダッシュ+100メートルをジョギング」のセットをそれぞれ11本と8本ずつこなしました。200メートルを大体30秒強で、残りの100メートルを50秒で走るのですが、若手組のなかで前半から飛ばし、他選手を大きく引き離していたのが小林亮選手。本数が増えるにつれて鈴木選手が追いつき、中澤選手、宇野沢選手が続きます。日差しは弱いものの湿気が高い今日の陽気は選手たちには厳しいものとなりました。さすがに、鈴木選手も「きつくないことはない」と言いながら走っていました。
フィジカルを終えたあとは、攻撃陣がシュート練習を、ボランチを含めた守備陣は戦術トレーニングをこなしました。
おとといの広報日記でお伝えした通り、今回の移動はスーツではなく「各選手の自由に任せた服装」での移動となりました。実はこれもキャンプのテーマに沿った早野監督の意向によるものだったのです。「自由のなかでの選択、責任」をどう実践するか。サッカーに置き換えてみても、全体の義務として守備の意識を徹底する部分もあれば、攻撃においていろんな選択肢からボールを前に運んでいくこともある。ピッチ内外で各々がよく考えて選び、またその選んだことをしっかりやり遂げてほしい、とのメッセージでした。
その気になるクールビズは、ポロシャツ派が圧倒的。ホテルに着いたあと、食事会場のテーブルにずらりと並んだ近藤選手+ユース所属選手たちを見て、クレーベル選手が一言。「みんなお揃いじゃないか」。そう、なぜかレイソルユース出身の選手たちは現ユース組も含め、石川・宇野沢両選手を除く全員が偶然にも黒ポロシャツで登場。こんなところも似るのでしょうか。組合せはそれぞれ違っていたのですが。
初日から長くなってしまいました。お付き合いいただいてありがとうございます。明日からも鹿児島から広報日記をお伝えします。