指宿キャンプ8日目
担当:大重正人
今日は大変な一日になりました。関東では大雪の心配もあると聞いていますが、西日本でも夜が明ける前から風の音がすごくて、目が覚めてしまうほどでした。朝食時には高い白波がレストラン下の岸壁に打ちつけて、そして9時予定の練習前には猛烈な雨と風に襲われました。ツイッターでもお知らせしました通り、急きょ練習予定を変更。それでも午前は室内で身体を動かし、そのあとはミーティング。そして昼過ぎからは雨がやみ、多少プランを変更しながら無事にトレーニングをおこなうことができました。
ただ、非常に強い風は引き続き吹き付けてはいました。大きなヤシの木が倒れたり、ホテルの看板が倒れたり、自然の力の大きさを改めて感じさせられる一日でした。
あさって29日、今年初めての対外試合、トレーニングマッチを控え、さらに実戦モードが高まってきました。フルピッチではありませんが紅白戦もおこなわれ、試合への準備が整っています。もちろん選手個々においては競争があり、チーム分けがあり、いろんな胸の内を抱えながらプレーしていることと思います。その中でもいまの自分にできることを突き詰めて、自分を高めようと必死で努力している姿が見られます。練習後の表情を見れば、明るさを忘れず、みな力を出し切って、今日一日全力でトレーニングできたんだな、と思える顔つきばかりです。
一方で監督は、自分のチーム全員を、さらに今日から練習参加しているU-18の大嶽拓馬選手を含めた35人の一挙手一投足を見ています。ポジションは与えられるものではなく、つかむもの。戦いの日々はまだまだ続いていきます。