2005年9月23日

更新日:9/23 20:36

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本日の担当:横井孝佳

チームは午前に柏を発ち、午後3時前に磐田入り。午後4時から市内のグラウンドで最終調整を行いました。
先ほどフォトギャラリーをアップしましたので、そちらもぜひご覧下さい。キャプションでも触れましたが、今日はリラクゼーションと身体をほぐすことを目的とした、レクリエーション的なメニュー。戦術練習などは行いませんでした。前回の遠征地・名古屋で、非常に無様な試合をしてしまった反省と教訓から、早めに現地入りしてコンディションを万全にすることを最優先したのです。
全員でランニングとストレッチを行ってアップした後、紅白2チームに分かれてボール回し。このボール回しのルール、言葉で説明するとすごく長くなってしまうのですが、ご説明しますね。一人目がボールを味方に手でパス。二人目は、それを頭で味方の選手(一人目と同一の選手でも、別の選手でも可)へパス。三人目の選手がボールをキャッチしたら、それで1ポイント。この間、敵は手や足を使って妨害し、敵がボールに触れたら、攻守交替です。一方のチームが連続8ポイントを連取するまで続けます。
うーん、やはり長くなってしまった。実際に見ると一目瞭然なのですが。選手たちは非常に楽しそうに興じていました。久しぶりに遠征に帯同した小林祐三選手のミスに皆がツッこみ、「なーにやってんだよパンゾー!!」といじられまくりでした。小林祐三選手、皆から愛されています。
その後はサッカーバレー。160cmほどの高さに張ったゴムひもをネット代わりに、4対4で行われました。こちらでも選手たちは実に楽しそうで、歓声が響き渡っていました。
大切な試合を前に何を遊んでいるんだ、という声も聞こえそうですが、やるべきことは昨日までにやってきたのです。前日にはリラックスして気分転換を図り、試合当日の朝からキックオフに向けて徐々に気持ちを高ぶらせていく、というわけです。
もとより選手たちも、明日の試合の重要性は肌身にしみて理解しています。薩川選手は「ジュビロは前節セレッソに負けてるからね、明日は絶対に締めてくる。そんなときのジュビロは大崩れしない。気持ちで負けないようにしないと。でもオレたちも、ガンバに勝って自信を持てたからね」。その目には力が宿っていました。選手、スタッフ全員から、「名古屋の轍は踏まない」という意思が感じられます。その思いがパフォーマンスとして発揮できれば、ジュビロとも互角以上に戦える。そう確信しています。