BUT WE'LL NEVER SURRENDER!
担当:河原 正明
なかなか筆が進まない夜です。先ほど国立から帰社し、この日記をしたためています。
2?5。試合前の華やかさと試合後に突きつけられた現実。5失点は2006年、J2第33節 サガン鳥栖戦で同スコアでの敗戦以来、2年ぶりでした。
試合前、今日はHITACHI DAYということで、ピッチ内外でさまざまなイベントが行われていました。またSPTV!「Jリーグアフタ?ゲームショー」でフランサ選手が7月に続き、二ケ月連続で8月のベストゴール賞に輝き、その授賞式も行われました。
そして「GO!55!」の巨大な文字で、イレブンを鼓舞して始まったこの試合。開始直後の失点から、前半残り15分間で波に乗る川崎イレブン相手に、さらに3失点を喫してしまいます。
0?4で迎えたハーフタイム、指揮官はイレブンに「顔を上げて」と促してから言葉を送りました。
「この後どうするのか。もう一度気持ちを切り換えて闘うのか、それともこのままズルズルといくのか?下を向いていても何も始まらないぞ!」
その檄が効いたのか、後半から投入された菅沼選手が54分に反撃の狼煙を上げます。しかし、その前に太田選手がフランサ選手のラボーナ!でのパスへ、体ごと飛び込んだ献身的なプレーがなければ生まれない1点でした。追加点も同様にゴール前に詰めていた藏川選手の「ここに来る」と信じた気持ちが呼び込んだ得点でした。
いずれも「一人がチャレンジしたら、一人がカバーする」レイソルの攻撃・守備どちらにも通ずる原点が垣間見えるものでした。
来週は水曜、土曜と正念場のアウェイ2連戦を迎えます。「こういう時に、皆が同じ方向を向くことが大事。」とは菅野選手。レイソルにはまだ立ち帰れる原点がある。
今日も最後の最後まで熱く応援いただきましてありがとうございました。
サポーターの皆さんも残り8試合、どうぞこのチームを信じて、共にUNIAOの名の下、一緒に闘ってください。
明日はOFF、広報日記もお休みとさせていただきます。