2012年3月 6日

Going to ASIA!!

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担当:河原 正明 2012年3月4日、クラブ初となるアジアでの覇権を争いにレイソルイレブンが乗り込みました。昨夕成田から空路バンコクへ。到着後、入国審査を済ませてホテルにチェックインを済ますと午前1時近くになりましたが、その後はどの選手も揃って十分な休息を取れたようで、今日はみな元気な顔を見せてくれていました。

東南アジア特有の湿った風、香草の匂い、見たことがない鳥と初めて聞くさえずりに改めてここが異国であることを、五感が訴えてきます。 さらに午後の練習の準備に先乗りで向かう時にはバンコク名物、渋滞の洗礼も受けました。もっともチームバスは迂回して影響は受けませんでしたが、帰りもラッシュアワーと重なり、バイクと車の渦に巻き込まれて不思議な感覚を味わいました。
チームは夕方にラジャマンガラ・ナショナルスタジアムで1時間程のトレーニングを行いました。会場は日本でいうところの「国立競技場」でして、至る所に過去に国際大会が行われてきたことを物語る跡が残っていました。レイソルでは井原コーチが現役時代にここでプレーしたことがあるそうです。夕方とはいえ、タイ特有の湿度と気温の高さに立っているだけで汗が出てきます。それでも「ここに来られるのがうれしいです」と那須選手。横浜F・マリノス時代にはリーグとACL、そしてアテネ五輪も掛け持ちしていたそうで、「ACLから即アテネ五輪行きとかキツかったですが(苦笑)こういう経験がチームを強くしますよ」と自らの経験談を話してくれました。当時の那須選手は今のレイソルでは田中選手や渡部選手らと同じ年齢の頃です。田中選手は「海外遠征も楽しいですよ」話していましたが、多くの選手がこのACLの戦いとリーグ戦を同時に戦う困難ミッションそのものをポジティブに捉えているのが、とてもたのもしく思います。那須選手がACLに挑戦した当時とはまた環境も若干違いますが、「勝利のために」戦うレイソルのマインドは今年も不変です。  さて、明日早朝にはトップチームは水曜日の初戦の会場であるブリーラムに飛行機で移動します。いよいよ敵地に乗り込みます。明日は現地時間の夕方にスタジアムで公式会見、そして公式練習を行います。焦らず、しかしまずはグループリーグ突破を目指してタイ王者に挑みます。  なお、インターネット環境の問題により、モバイルレイソルの「デイリーレイソル」の更新は翌日以降となりますのでご了承ください。