2012年3月 4日

ムード

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担当:大重正人

表彰台に上がり、キャプテンが大きな優勝カップを掲げ、選手・スタッフが最高の笑顔で拳を突き上げるシーンは、何回何十回と経験しても飽きることはないでしょう。昨日のゼロックススーパーカップでは、応援したサポーターや私たちにすばらしい喜びと達成感を味わわせてくれました。

しかし、もう次の試合が迫っています。今度は、クラブ史上初出場となるACLです。昨日先発した選手はランニングやストレッチなどのリカバー、その他選手はボールゲームで身体を動かし、来る戦いに備えています。田中順也選手は「相手の特長をつかむまで少し時間がかかるかもしれないけど、昨日の試合のように耐えながらも、途中から流れをグッと引き寄せるような試合にしたい。個人的には、裏へぬける動きは昨日も代表の時もできていた。あとはシュートまで持ち込むイマジネーションのところですね」と反省と目的をしっかりとらえているようです。

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こちらは、またしても国立のネットに弾道を突き刺したこの人!
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ジョルジ選手、コンディションは良化途上ですが、黄金の左がすばらしい輝きを放ちましたね。「ジョルジのスーパーゴールで落ち着いた」。みんなが口をそろえて絶賛です。タイヘの荷物を運ぶ、スポンサー日立物流さんの新調なったトラックの前で、レイくんポーズに笑顔で応えてくれました。実は手袋の人差し指の先が少し破れていて「photoshopね!」と映像加工ソフトで黒く塗りつぶして!とキーボードを打つポーズでおどけます。今週火曜発売のサッカーダイジェストには、ジョルジ&ニ―ヤンの初対談が掲載されますよ。これも見逃せません!

日立台にお越しの新聞記者さんは「みんな雰囲気がいいですね☆」と選手たちの自然な笑顔に目がとまります。レイソルらしい、その雰囲気を作り出していたのは、実は桐畑選手でした。昨日リリースしたように、グアムから帰国した翌日に左肩を痛め、診断の結果は全治4か月の脱臼というあまりに大きな負傷となってしまいました。モバイルブログにもありますが、あの9.11名古屋戦で痛めて以来「正直、ずっと気になっていた部分。むずかしい判断でしたが、手術しようと自分で決めました」と完全治療をめざしての大決断をしました。左肩は固定されて、上着に腕を通すことはまだできません。

それでもキリは気丈でした。いつも以上にチームメイトへ執拗な絡み(笑)。練習や試合の疲れを忘れさせるような明るいムードメイクに努め、練習後には「ナベ、まだかよ?!」と追い立てるように、こよなく愛す「珍來日立台店」へ2人で。自ら監修した「牛ヒレニラ炒め定食」をがっつりとたいらげてきました。「元気にリハビリしてチームに明るさと元気を注入します!」。スゲ、イナ、ゴローの3人にゴールマウスは任せて、今はじっくりと治療に専念してください。「柏レイソルの、勝利の歌を歌いましょう!」あの名言を、新装なった日立台でもう一度聞ける日まで!!

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最後に、クラブスポンサーとしてご支援いただいているリクルートさんの「TOWNWORK」、レイソル選手インタビュー掲載版が明日5日から、柏や松戸など主要駅などにて配布されます。今回の登場はワタル&クドーです。赤い表紙、ジョブーブくんが今回もレイソルのユニフォームを着ているのが目印です。どうぞお手元に。

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