2009年10月24日

Never Surrender

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担当:河原 正明


雨が降る中、全身ずぶぬれになりながらも、ノドが張り裂けんばかりの大声援をお送りいただきましたレイソルサポーターの皆様、応援ありがとうございました。また、残念ながら報いることが出来なかったこと申し訳なく思います。

「自分にできること」。この1週間、多くの皆様と分かち合い、確認しあった思いや願い。今日の日立台には朝早くからゴール裏を中心に活動するサポーターの方たちが「マスゲーム」の準備でスタンドに登場。彼らの機動力、統率力によって作業はあっという間に終了。見事なまでに準備が整います。
そして選手がスタジアム入りする通路にはこのような横断幕が選手を出迎えました。

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「お前ら闘う準備は出来てるか。俺たちは最高の日立台を作ることを約束する。思う存分暴れてこい!」

胸を突き上げてくるものを、グッとこらえながら、この通路を通る選手を見ていましたが、ある選手は立ち止まりじっと見つめ、またある選手は胸に手を当てて通り過ぎる。レイソル戦士たちは戦いへの気を充填されたと思います。
あいにく、開門時点で降り出した雨が、止むことはありませんでした。しかし、それでも選手入場時にはスタンド全体でのマスゲームがスタンドの興奮と熱狂を盛り立てます。
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選手もその願いをかなえるべく、序盤の苦しい時間帯を乗り切ると、一転攻勢に転じます。90分を通じて最後の最後まで走り続け、何度攻撃を跳ね返されても、それでもまた攻める。じつに後半に放ったシュートは10本、7本のコーナーキックで攻め立てました。それでも、「相手GKに4本の素晴らしいセーブを決められた」とネルシーニョ監督が語ったように、清水健太選手が古巣ということで大きく立ちはだかりました。また小林亮選手に長谷川悠選手にも厳しいシュートを浴び、チャンスを作られるなどキツーイ恩返しをされてしまいました。
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光明もありました。後半途中から投入された工藤選手、監督の狙い通りに果敢に前線で時には身体を張りボールをキープし、またある時は1対1で相手に挑む。若武者然とした切れ味で、切り込んでいきました。自身も今日のプレーの出来には「ゴールという結果が出なかった」と不満を漏らしていましたが、できれば彼の夢である「ホームゴール裏にゴールを決めて飛び込む」場面が見たかった!!でもその外連味のないプレーに監督も「とても良かった」と及第点を。次節以降もその迫力あるプレーに期待をしたいものです。
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今日の敗戦で明日の浦和vs大宮戦の結果次第ですが、かなり苦しい状況に追い込まれたのは確かです。それでもまだ誰もJ1残留をあきらめてはいません。あと4試合、止むことのない応援に応え、選手も我々スタッフも自分たちの力を出し切ること。その先の結果は正直どうなるかはわかりません。しかし、あきらめればその時点で終わりです。最後の最後まで、選手、サポーター、スタッフにクラブ職員、一丸となって柏の力を見せ付けようではありませんか!

さて、今日は鎌ケ谷ホームタウンデーでは清水 鎌ケ谷市長にご来場いただき、豪快な始球式(!)と特産の「手織り麺」のプレゼントをいただきました。また、ハロウィーンデーとして「Trick or Treat」の合言葉でキャンデーがもらえるプレゼントや、クラブスポンサー アフラック様より「まねきねこダック」も登場するなど楽しいイベント盛りだくさんでした。それだけにこの雨が恨めしい限りです。関係各社様には本当に多くのご支援、ご協力いただきましてありがとうございました。

先日もお知らせしましたが明日11時より印西市牧の原モアでの杉山・小林祐選手のトークショーが、同じ午前11時30分からは柏駅東口ビックカメラでは鎌田・橋本選手のサイン会、また白井市「ふるさとまつり」では比嘉・工藤選手の出演するトークショー&サイン会が午後1時10分より行われます。さらにはあけぼの山農業公園ではアカデミーコーチによる「サッカー教室」が開催されます。また14時からは、柏レイソルU?18が出場する「Jユースカップ」の予選リーグ・対湘南ベルマーレ戦も馬入で行われます。
お時間のある方はぜひお立ち寄り下さい。では。

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