2010年12月30日

2010年

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担当:大重正人

2010年もあと2日を残すのみとなりました。長かったようであっという間に毎日が過ぎていった、そんな1年でした。J1復帰、J2優勝という、2010年で私達がなしえる最高の結果を残せた1年でした。あらためて、ご支援ご声援をいただいたサポーターをはじめとする、レイソルにかかわるすべての皆様に心からの感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。

しかし、もうすでに来季へ向けての戦いが始まっています。この時期は「ストーブリーグ」と呼ばれます。各チームが新戦力の補強をおこなう戦いです。レイソルは、ブラジルからジョルジ ワグネル選手、大宮から安英学選手、U-18から相馬大士選手の昇格が決まりました。

サポーターの皆様からは他チームの動向と比べて、現状を心配される声も届いています。J2ではすばらしい戦いを演じることができましたが、J1の厳しさは身をもって体感されているでしょうし、そのお気持ちも当然のことと思います。先日のイエローハウスでもお伝えしましたが、現在発表している以外にも、強化部は2011年に向けて、少しでも上の順位を狙えるよう、全力を尽くしています。移籍については、当事者の選手、双方のクラブ、代理人など、関係するすべての人の理解と合意があって契約が結ばれ、ようやく広報から正式に発表できるものです。ご心配をおかけして申し訳ありませんが、決定次第、1分でも早くお伝えできるよう準備していきます。

フランサ、アルセウ、古賀、菅沼、小林、石川といったレイソルの一時代を築いた選手たちが、チームを離れることになりました。未来永劫、ずっとレイソルの選手としてプレーするのは不可能だとわかってはいても、淋しさや残念な気持ちは隠せません。でも、来季もレイソルの一員として戦ってくれる選手たちが、そんな心配を打ち消してくれると信じています。ネルシーニョ監督のもと1年半で熟成してきた戦術はさらに磨かれるでしょうし、天皇杯ではヴィッセル、ガンバと、J1勢と互角以上の戦いをすでに見せてくれました。年末年始ぐらいは、すばらしい勝利と歓喜に酔いしれた2010年に浸りながら、2011年シーズンへの夢と大きな希望を抱いて、過ごしたいと思います。

そして最後に、明日の大みそか。キャプテンとして2010年のレイソルを引っ張り続けた北嶋選手にとっては、ようやく最後の仕事。FMラジオ「bayfm」(78MHz)の「SPEAK SOCCER SPEAK 2010 SPORTS」(PM7:00?11:00 生放送)でインタビューが流れます。20:15頃?20:45頃の間で15分くらいのオンエア予定となっておりますので、千葉県周辺でお過ごしの方は、ぜひラジオに耳を傾けてください。今年の広報日記も今回で最後です。1年間読んでいただいて本当にありがとうございました。それでは、よいお年を。