最高の試合のために
担当:大重正人
明日、モンテディオ山形のリーグ戦を控えています。新幹線移動のため、通常より1時間早い8時半からのミーティング。そして2タッチゲームでの調整となりました。近藤選手をはじめ、ゴールがたくさん決まって、選手たちからたくさん笑顔がこぼれます。チームの勝敗にかかわらず、前向きな雰囲気を作り出せるのがレイソルのいいところですが、やはり開幕からの勝利が自然とムードを高めているのは間違いありません。
しかし、相手の山形の強さは、選手たちは身をもって体感しています。栗澤選手は「ロングボールが増えて、セカンドボールの奪い合いになると思う。甲府戦も激しかったけど、山形はそれ以上だと思う。自陣に引いてしっかり守れるチームだし、先制点がすごく大切になる。我慢強く、慌てずに、リスク管理もしっかりと。90分トータルを考えながら戦いたい」といつもと変わらぬ緊張感で試合に向かいます。
そして報道陣からコメントを求められていたのが、試合当日に誕生日を迎える菅野孝憲選手です。「自分の誕生日だということは意識しているし、当日にサッカーができるというのはすごく嬉しいことです。レイソルに来て、初めての試合も誕生日でしたから」。3年前の5月3日はフクアリで迎えました。初めての先発起用にビッグセーブを連発し、2連敗で勝利から遠ざかっていたチームを救ってくれました思い出深いバースデーです。
「山形はとても堅い相手。チャンスが少なくても、しっかりものにするチーム。そしてやることがはっきりしている。3連勝しているからといってスキを見せたら絶対にやられるし、移動も含めて気を引き締めていきたい」。今日は前線でゴールを決めるなど、攻守ともに大活躍の日でした。そして勝利のハイタッチ。明日も特に厳しい試合になることは間違いないでしょうが、こんなシーンを明日も見られるよう祈るばかりです。
話はかわります。先日の甲府戦で、観客席からプレー中の選手を差別的な発言があったと報告を受けました。本日のニュースでもお知らせしていますが、現在、全力をあげて事実確認、情報収集、調査をおこなっています。試合後の報道をご覧になったサポーターの方からも「もし事実だとしたら、同じレイソルサポーターとして、とても悲しい」「人を傷つけるような発言があったと聞いて非常に残念です」といった、多くのご意見をクラブにお寄せいただいています。
先日の試合前、レイソルサポーターが歌う柏バカ一代に合わせ、甲府サポーターの皆さんから手拍子がおこりました。昨年の対戦でもそうでしたが友好的なかけあいがあって、とても温かく微笑ましい雰囲気に包まれました。相手を思いやり、リスペクトしあうことを改めて呼び起させられました。そうした思いを台無しにしてしまう差別的な発言は、決して見過ごすことのできない大きな問題です。クラブとしてサポーター皆様にも情報提供をお願いするとともに、今後ホームゲームなどでも根絶に向けての啓発活動などをおこなって参ります。安全で快適なスタジアムづくりのために、今後とも一人ひとりのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。