2011年5月16日

ベルマーレ戦

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担当:大重正人

新潟戦からのオフ明けの月曜日。土曜日に先発出場した選手たちは、午前中にリカバーメニュー。室内トレのあと、練習場をゆっくりとランニングです。思い思いのペース、そしてペアを組んだ選手・スタッフたちと言葉をかわしながらの時間。心地よい天気の中、新潟戦のプレーを振り返っているのでしょうか。こうしたコミュニケーションが、反省点の改善につながっていくことでしょう。ネルシーニョ監督も荒川トレーナーと黙々ランニングでした?

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午後からはスタジアムで湘南ベルマーレとのトレーニングマッチでした。結果は2対2の引き分け。前半はボールをつなごうとするも、パスミスからショートカウンターを許す場面が続き、ついにペナルティエリアでファウル。しかし「我ながらですけど、タイミングがばっちり合いました!」というGK稲田選手のビッグセーブでPKストップ。反撃に出たレイソルは、兵働選手のCKを村上選手が頭ですらし、最後は混戦から安英学選手が押し込んで、先制しました。

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湘南はショートパスからのつなぎと、フィードをうまく使い分け、レイソルもなかなか自分たちのペースをつかめませんでした。特に187cmの田原選手、184cmのルーカス選手の2トップ。そのサイズ、パワーはJ1レベルで、DF陣は身体を張って必死に対抗しなければいけない手ごわい相手でした。非常に有意義な練習試合になりました。

風下になった後半、相手GKのパントキックが風に乗り、高く弾ませてしまった所からルーカス選手に押し切られるなど2失点。その後はレイソルらしいパスワークが蘇り、後半のほとんどで相手を押し込みました。澤選手は「中盤に、ヒョウ、コウキ、バラと技術がある選手がそろっていて、つなぐところはしっかりつなぎながら、前にシンプルに行く時は行って、後半は修正できた。ただ流れの中からゴールできず、自分だけじゃなく、みんな悔しい思いをしたと思います。」アディショナルタイム、セットプレーで橋本選手が倒されてPK。これを林選手が決めて、ドローとなりました。

試合後の談話です。澤選手は「トップはすごく調子がいいし、サブ組も負けないようにしないと。小さなチャンスでもものにして、トップを脅かす存在にならないとチームは強くなっていきませんから。6月になれば週2試合もあるし、ないのが一番だけど思わぬアクシデントもあるかもしれない。その時に力が出せるように引き続き準備していきたい」

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橋本選手は「今日は途中からセンターバックになって、90分プレーできたのが一番大きかった。いろんなポジションを経験させてもらうことは自分にとって大きなプラスです。山形ではミスをしてしまったけど、周りが『下を向くな、気にするな!』と言ってくれた。浦和戦でも使ってもらって、前向きな気持ちになれた。いまは日替わりでヒーローが生まれているし、サブの選手も活躍しています。だから練習ひとつ、練習試合ひとつとっても気合いが入るし、ガツガツ行ってます!」

水野選手は「ドリブルやキックの感触は戻ってきているけど、試合に出るためには攻守の切り替えやボールを簡単にロスしないように、良くしていかないといけない。キタジさんやクドウはサブでも腐らず一生懸命やっていたから、試合でも結果を出せたと思う。自分も練習試合から、ゴールも意識して結果を出していかないと」。それ以外の選手たちも、今の自分の立場をしっかり認識しながらも、自分からチャンスをつかもうと日々必死です。明日もまた変わらぬ競争が続いていきます。

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最後に本日夜から明日にかけて発売される「サッカーマガジン」。今週もレイソルに多くのページを割いてくださいました。キタジインタビュー4P、チームメイトが語るキタジのすごさ1P、野々村さんが語る「柏の強み」1P、新潟×柏マッチレビュー2P。扉写真を加えると10P!さらに北嶋選手のポスター(片面はシャルケの内田選手)まで付いているそうです!!また「サッカーダイジェスト」にも大津選手のインタビューが掲載されています。今日から酒井選手と愛知県でのU-22代表合宿に参加していますし、ジャストタイミングになりました。またホームタウン書店から両誌がまた品薄になりそうですね?お早めにお買い求めください!