2011年5月20日

名古屋へ

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担当:大重正人

今日もスタジアムでのトレーニング。今日も6月下旬並みの25度以上の気温になった日立台、空のブルーと芝生のグリーンが色濃く映えて、初夏を思わせる朝になりました。事務所の窓を開け放つと、ピッチから選手たちの元気な笑い声が飛び込んできます。ウォームアップのパスゲーム、パスミスした選手が鬼となります。チームメイトや井原コーチから「マシュー」と呼ばれていた増嶋選手。以前収録したエルゴラッソのインタビューでは「ちょっと自分で壁を作ってしまうところがあって......」とつぶやいていましたが、もうすっかりレイソルの一員。いじったりいじられたり、すっかり溶け込んでいます。

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そのインタビューが来週月曜日発売号に掲載されることが決まりました。「京都で(加藤)久さんがサイドバックをやらせてくれたから、レイソルに来られたと思います」。そして今は本職のセンターバックで2連勝に大きく貢献しています。明日はJ屈指のグランパス攻撃陣を相手にどんなプレーを見せてくれるでしょうか!

楽しげなミニゲームの輪の外で、一人走り続けていたのがホジェル選手です。真夏のような太陽を浴びながら、汗で光る顔をゆがめ、苦しそうにダッシュとジョグを繰り返していました。指宿キャンプのトレーニングマッチで足を痛めてしまい、無念さをにじませていましたが、ブラジルから無事に柏に帰還。ミニゲームを戦っていたフォワード陣も、その動きが気になったはずです。チームが出発して静かになった午後も、布部コーチ、木村&チェ通訳と一緒にボールトレーニング。また激しい競争が起こりそうな予感です。

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2タッチゲームに話が戻って、ゴールデンゴールの延長戦にまで持ちこまれた白熱の一戦は、攻め込まれていた赤チームの逆襲が決まって劇勝!輪になって喜びをわかちあいます。
それにしても、みんないい笑顔をしていました!チーム状態の良さを物語っています。明日は王者グランパス戦。豊田スタジアムでの試合です。酒井&大津のU-22代表組は、水曜日に現地で試合を経験。酒井選手は「ピッチも良くて、すごいスタジアムでした」と偶然ながら、いい予行演習になったかもしれませんね!

2004年以来の豊田スタジアム。0-1で惜敗したレイソルから出場し、現在も所属しているのは近藤直也選手。そして名古屋のベンチに座っていたのは、なんとネルシーニョ監督でした!当時の敵将が、7年後我らのボスになっているのですから、何とも長い歴史を感じさせます。/game/results/2004/040411.php

グランパスはJ1王者に上り詰め、レイソルはJ2を経験して這い上がってきました。再び同じフィールドで戦える喜びと誇りを感じ、そして笑顔で柏に帰ってこられるよう、サポーター皆さんもご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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