2011年8月11日

争い

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担当:大重正人

今週末のジュビロ戦は日曜日です。いつもより1日長くトレーニングを積めますし、U-22代表に参加していた酒井&茨田選手もじっくりコンディションを整えることができます。今日は酒井選手がリカバー、茨田選手は他の選手と同じ実戦練習、シュート練習を行いました。

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茨田選手は「代表チームは皆が組織的で、押し上げだったり守備だったり、全体でやっている印象でした。短い期間のトレーニングでしたが、Jリーグを見て他の選手の特徴も少しはわかっていたし、ある程度はやれたかなと思います。練習から体力がなくなるぐらいまで全力でプレーして、アピールしようと頑張りました!」とコメント。これから共に選ばれるためには、まずはレイソルでのリーグ戦で結果を残すこと。2人のますますの活躍を期待したいですね!

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酒井選手の同期の工藤選手も負けてはいられません。全体練習のあと、林選手とともに個別トレーニング。布部塾です。この日はDFを背負ったポストプレー、工藤選手には井原コーチ、林選手には増嶋選手とこれ以上ない強敵がマッチアップ。がっちり相手を受け止めたり、うまく駆け引きでターンしたり、実戦さながらの戦いに他の選手や見学のサポーターたちも思わず見入るほど。全体練習後の疲れも見せず、彼らも充実のトレーニングをおこなっています。

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ジュビロとは6月のホームゲームで0-3と大敗。自信を深めつつあったレイソルが、今季初めて大きく崩れてしまったゲームでした。「あの時は球際だったり、相手をフリーにしてしまうことが多かった。ここ2試合のように激しく行きたい」と栗澤選手。またボランチを組む兵働選手は「再び首位に立って初めての試合。ここで転ぶわけにはいかない。とても大事な試合です」と経験豊富なベテランならではの言葉。

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思えば6月もマリノスに快勝した直後のジュビロ戦でした。ジュビロとはホーム、アウェイかかわらずゴールを奪い合う激しい試合が目立ちます。レイソルには立ち返る原点、「守備」があります。全員守備でJ屈指のジュビロ攻撃陣を止めて、訪れたチャンスを確実にしとめたいところです。明日は非公開トレーニング、チーム内でメンバー入りを懸けたアピールの競争、そして戦術の再確認や熟成を図って、ジュビロ戦に備えます。