関西大学戦
担当:大重正人
世の中は、男女ともに日本代表の国際大会で、サッカーの注目が高まっています。今日もなでしこジャパンがオーストラリアに勝って3連勝。そして明日夜には、サムライジャパンがウズベキスタンでW杯予選を戦います。田中順也選手はツイッターで元気な様子を知らせてくれているだけに、ぜひピッチのプレーでもその姿を一目見たいですね!明日夜11時のキックオフです。
ここ日立台では、午後からトレーニングマッチが行われました。先週末に公式戦がなかったこともあり、今日はほぼすべての選手が45分間出場しました。相手は関西大学、現在関西学生リーグ1部で首位を走り、レイソルサポにとっては忘れたくても忘れられない選手、ジュビロ金園選手の出身校でもある強豪チーム。立ち上がりから力強いフィジカルで一進一退の攻防となります。
しかしレイソルもプロとして当然負けるわけにはいきません。今日もレアンドロ選手は見事の一言。クロスボールにスルーパスでいきなりの2アシスト。そしてゴール正面から左ポストに当ててすいこまれた直接フリーキック!役者の違いを見せつけました。そして工藤選手が2ゴール。ニアへ飛び込んだヘディングとスルーパスに抜け出して流し込んだ右足シュート。今日は田中選手が不在だっただけに、今ここで!という気持ちをプレーで発揮。いずれも彼らしいナイスゴールでしたが、その後ハットトリックのチャンスもあり、満足だけでなく悔しさもしっかり感じていることでしょう。グランパス戦、楽しみです!
その後4点目は、澤選手が自らのカットからドリブルシュート。後半の5点目は左サイドのカウンター、山中選手のラストパスを林選手が左足で決めると、6点目は兵働選手のCKを増嶋選手がヘディングゴール!最後1点を返されましたが、6-1としっかり結果を残しました。また球際で激しく競り合う選手たちのプレーが目立ちました。勝つために当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことを90分やり続けることが一番大変なこと。今日的グランパスに挑むに当たって、選手たちの気迫が感じられました。
後半から出場したクォン ハンジン選手にとっては、レイソル加入後、初めての対外試合となりました。「2か月ぶりの試合。久々で試合勘の部分では少し落ちていたけど、こうやって試合をやれることは嬉しくて楽しいです。練習も大切だけど、試合がいいですね!」を笑顔で振り返ります。プレーの面では「チームのスタイルである、繋ぐことを意識したけど、まだ周りの選手の特徴がわからないところもあるので、これからトレーニングを重ねてタイミングを合わせていければと思います。言葉の部分でももっと日本語でコミュニケーションを取れるように、成長していきたいです」。高さはもちろん、しっかりビルドアップできるキックもあり、そして背後を狙われてもカバーできるスピードも見せてくれました。これからの成長、チームへのフィットを期待したいと思います。