2011年9月16日

神戸へ

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担当:大重正人

夏が終わりませんね。。。今日も30度を超える日差しが照りつけ、汗が自然と出てくる一日でした。リーグ戦は、もう残り9試合。9月も半ばを過ぎて、本当にあっという間にシーズンが過ぎていきます。レイソルは、25試合を戦って、J1リーグで3位。優勝争いの最中にいるという、これ以上ない充実した日々を送っています。

明日の夜19時から、アウェイ神戸でヴィッセルとの対戦を控えます。ホームでは3-0の快勝を収めましたが、前線からの激しいプレッシング、そして間髪入れずの鋭いカウンターは、パスサッカーを信条とするレイソルにとって、間違いなく手ごわい相手です。レイソルのパスか、ヴィッセルのプレスか。しかしサッカーは90分同じペースで進むことはありません。時間帯、試合の流れを読んで、臨機応変に立ちまわったチームが勝利に近づきます。

レイソルにはどんな状況にも対応できる、経験豊富な選手たちがいます。澤選手は、川崎戦、名古屋戦と途中出場から苦しくもがいていたチームを救い出すプレーを見せてくれました。「レアンドロがいなくても、監督から言われたこと、自分でできることをゲームでしっかり出すことです。レアンドロに乗り移ってプレーできるわけないし(笑)。でもレアンドロにはできなくて、僕にはできるプレーだってあります。チャンスメイクやクロスに飛び込んでいく動きを出したい」。

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そしてジョルジ選手も同じく「レアンドロがいなくても、自分の役割は変わりません」。さらに「ただ、フリーキックやセットプレーでの自分への要求は大きくなると感じています。これまではレアンドロと酒井の右サイドが利いていたけど、自分とワタルの連携も深まってきたし、自分のサイドで起点が作れれば、相手は両サイドのマークがしづらくなる。これはチームにとってすごく大きなことです

優勝争いのなかで、1試合1試合の重み、責任感の大切さを感じなければいけない。責任にはプレッシャーも伴うが、そこから逃げてはいけない。きちんと向き合ってプレーすること。レイソルは若い選手が多いから、自分のようなベテランがリラックスして戦える雰囲気を作っていきたい」とブラジルで数々のタイトルをつかんだ経験を、いまレイソルに浸透させようとしています。


明日から全国的に雨予報です。ただ試合の時間は雨が上がっているという予報もあります。しかし風も強く、タフなコンディションに変わりないでしょう。先制しても気を緩めず、先制されても気を落とさず、90分間を戦い抜くこと。この2試合で見せた最後まであきらめない気持ちを見せれば、必ず結果が付いてくると信じて、神戸に向かいたいと思います。明日も御声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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