飛躍へ
担当:河原 正明
トップチームは明日の鹿島戦を控え、今日は軽めのトレーニングで調整を行いました。土曜日ということもあり、練習後には多くのサポーターの方が選手を励ましに来場されました。
明日は近藤選手を出場停止で欠きますが、ジョルジ ワグネル選手が出場停止明けとなります。増嶋選手は「優勝争いも残り7試合。試合に出たら結果を出すことだけを考える。自分自身にとっても重要な一戦となる。」と静かに、しかし熱く意気込みを語ります。
工藤選手も「残り7試合で一番の山場。勝利だけを求めていく。(前回対戦時の)国立ではいい試合運びで勝利することができたが、それはそれ。我々は挑戦者、失うものは何も無い。プレッシャーの中で鹿島と試合が出来ることは貴重な経験になる」と若武者らしいまっすぐな気概を発します。
前節6試合ぶりに出場した北嶋選手も"プレッシャー"については「1試合ごとに責任が大きくなってきている」と感じています。応援するファン・サポーターだけでなく、クラブスタッフやアカデミー、さらにクラブスポンサーやホームタウン・・・皆がレイソルの勝利を願っています。そうした緊張感で試合ができることを「幸せに感じている」と同時に負う重みもじわじわと増してきています。「このチームで歴史を変えるように頑張る」と話すキタジの背中が頼もしく見えます。
一方の指揮官は「明日の試合だけでなく、残り7試合全てが目標達成のために大事な試合。明日の勝ち点3は『金』に値する」とコメントしました。過去に何度もチャンピオンとしてJリーグに君臨してきたアントラーズを倒すことは簡単ではありません。しかしネルシーニョ監督体制になってからのレイソルは難敵相手に負けていません。「我々は自分たちの姿勢や、やるべきことを変えてはいけない」、前節の苦い敗戦後に「忘れていた」と語ったものをもう一度思い返して、カシマスタジアムに乗り込みます。
さて、チームは夕方に鹿島に向けて出発しました。明日は14時キックオフです。なお、この試合はスカパー!で放映しますが、鹿島vs柏戦の生中継はCh.180他の 13:50-16:50(通常中継バージョン)と、Ch.185他での「34時間元気TV」内で13:00-16:00でも放送致します。選手バスの到着からLiveでお届けする予定ですので、スタジアムに来られない方はスカパー!で応援ください。では明日!