2011年10月 6日

源流探訪

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:河原 正明

 天皇杯初戦を2日後に控え、トップチームは今日もリーグ戦と変わらぬ調整を非公開練習で行いました。
 昨年はJ2リーグ所属で出場した同大会、今年はJ1のチームとしてJFL・栃木ウーヴァFCを迎え撃ちます。誰が出場するのかは監督のみ知る、ですが、ウォーミングアップから出場へ向けて最後のアピールとばかりに全力で走りぬけます。
1007dash.jpg

 練習後に茨田選手がTVカメラの前でインタビューを。そしてそれを見守る工藤選手。昨日の週刊サッカーダイジェスト誌に続き、二人が登場したのはJsportsのサッカー専門番組"Daily Soccer News Foot!-Thursday"。今回「柏レイソル特集」を組んでいただきました。でも、トップチームではなく、育成組織の「アカデミー」にフォーカスした内容となります。
1007kudobarada.jpg

 今日の午前、人工芝に集まったアカデミーコーチ、スタッフたち。にこやかにボールを廻し始めますが、レクリエーションのサッカーではありません。「レイソルアカデミーのFOOTBALL」を確認するための、日常的に行われている大事な習慣です。
 陣頭で指導するのは吉田達磨強化部長。U18・15・12の監督・コーチはもとより、サッカースクールコーチまで全員が参加。その前々日には同じく全員参加のミーティングを行い、次はピッチで実践・確認するものです。普段は指導する側のコーチたち自らがボールを蹴り、体で動きを感じて、確認し合います。
 1007academy.jpg

 冒頭の2選手は、U10からトップチームまで上り詰めた選手。指導に当たるコーチらは同じくプロ選手としての日立台でのプレー経験が豊富なスタッフも多いですが、実は大半が「レイソル育ち」です。例えプロ選手にはなれなくても、プロのスタッフとして育ったレイソルで働くことの喜びと愛情。特にアカデミー出身選手たちの体に色濃く流れる「レイソルスピリット」の源流は、こうしたコーチングスタッフたちが不断の確認作業を積み重ねるところにあります。普段はなかなか見ることができないシーンや吉田強化部長のインタビューを交えて、今のレイソルの好調を紐解くヒントになる番組となります。10月13日(木)夜Jsportsでオンエア予定のFoot! Thursdayをお見逃しなく!