キタジの夢
担当:大重正人
今日はトレーニング前に「レイソルしま専科」に行ってきました!今日の訪問先は、高柳小学校。北嶋選手と大谷選手のWキャプテン、夢の競演でした。高柳小学校はキタジの愛する長男・大地くんが通っている、ゆかりの学校。最初のあいさつで「2年生の北嶋大地と仲良くしてください」といきなりの親バカぶりを発揮(笑) 顔なじみの先生もいて、なごやかなムードでスタートしました。
ですが、選手たちの話が始まると、子どもたち皆が聞き入ります。大谷選手は「夢を叶えることには我慢が必要です」と語りかけます。「友達と遊んだり、会えなくてさみしいこともあったけど、サッカーが本当に好きだったから我慢ができました。高校の時は千葉県選抜で一緒に戦った16人のうち9人が今もプロで、その仲間たちを誇りに思います」と学生時代の思い出、そして夢を持つことの大切さを語りかけます。
そして北嶋選手も夢についてスピーチを始めます。「みなさん、ゆめどろぼうにならないようにしてください。」ゆめどろぼう?? 表現力をもった彼らしい言葉の言い回しに聞き入ってしまいました。
「僕はJリーグの開幕戦、ヴェルディ対マリノスを見て、プロになりたい!っていう夢を持ちました。周りにそれを言うと、友達や、時には家族にも『そんなの無理だよ』って言われたこともありました。でもそれに負けない強い気持ちを持って努力しました。みんなも夢について語り合ってください。でもその時に「なれるわけないよ!」とか言って、夢泥棒にならないでください。」
夢を人に話すことって、正直気恥ずかしいことですし、口に出したことでそれを成し遂げなければいけない、もしくは成し遂げようとする苦しい努力をしなければいけません。そこから逃げずに、立ち向かうこと。その真っ只中に今のレイソルがいます。
「レイソルはJ2から上がってきたばかりで優勝するなんて無理だ、っていう夢泥棒もいるかもしれません。でも僕は、夢を持つことで、すでにその夢は1%叶ったことになると思うんです。夢のために好きなことを我慢すれば、また1%叶ったことになる。自分の夢を友達に話すことで、また1%叶う。今の僕の夢は、柏レイソルが優勝することです」
夢は抱かないと始まらないし、思い続けなければ絶対に叶うことはありません。レイソルに関わる人たちの大きな夢、それがVITORIA、そして優勝です。残り4試合、思いをひとつにして、優勝という夢を叶えるための4試合です。信じましょう、祈りましょう、最後まで闘い抜きましょう。高柳小学校の皆さんも、キタジとタニ、そしてレイソルを応援して下さい!今日は温かい歓迎をありがとうございました。