2011年11月26日

やってやれ!

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担当:大重正人

ホーム最終戦。朝早くから日立台の周りにレイソルイエローの長い行列ができ、メインからゴール裏、バックスタンドまで一色に埋め尽くされました。キックオフ前、お早目の着席呼びかけにもご協力いただいて、入場前に浮きあがったコレオグラフィー。

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「今年はやっぱりVITORIA!?」と思っていましたが、期待通りに裏切られました。J2からJ1に復帰し、何も失うものなく挑むチャレンジャーのレイソルに最適の言葉ではないでしょうか。すごく好きです。響きます。いつもは酒井選手に贈られる応援歌が、今日はレイソルイレブン全員へのメッセージとなりました。「入場の時に、やってやれ!の文字を見て鳥肌が立った」。工藤選手はその奮い立った気持ちをピッチで存分に発揮し、相手DFの激しいタックルにも一歩も引かない戦う姿勢を見せてくれました。

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先週の清水戦のように、前半は厳しい戦いとなり、しかし身体を張った守備でゴールを許さず、後半に走り勝つサッカーは、今季繰り広げてきた戦いそのものでした。レアンドロ選手のゴールにつながる直前の流れ、田中選手ポスト直撃の逆足シュート、そしてエリア外から水野選手のテクニカルなミドルシュートは、サポーターの大声援と相まって、大きな黄色いうねりとなって、セレッソゴールへ襲い掛かりました。今日も彼らは「強さ」を見せました。

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ホーム最終戦のセレモニーも行われました。
御手洗社長は「ホーム開幕戦の時は、このホーム最終戦をこのような状況で迎えられるとは想像もできませんでした。それもすべて、ネルシーニョ監督のリーダーシップ、選手・スタッフたちの頑張り、そして苦しい時も支えていただいた応援の賜物です」。
ネルシーニョ監督は「選手、スタッフ、チームを代表して皆さんに感謝の言葉を述べたいです。来週の埼玉スタジアムに勝って、ここにタイトルを持ち帰りたい」。
大谷ゲームキャプテンは「ここまで33試合、熱い応援をありがとうございました。今年は何度もこの応援に勝たせてもらいました。残り1試合、スタジアムやテレビの前で一緒に戦ってください!」
そして最後に北嶋チームキャプテンから。「来週は勝って優勝を決めたい。皆さん待っていて下さい!」

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ネルシーニョ監督は、常に勝ち点での目標を掲げてきました。残り2試合で勝ち点4を獲ればタイトルが獲れる。「我々にとっては大きな勝ち点1。埼玉スタジアムで優勝を決める大きな一歩だった」。会見後の言葉にブレはありません。

「引き分けでもいい」と思って臨むか「勝って決める!」と思って埼玉に行くか。より高いモチベーションで挑めるシチュエーションになったとポジティブに思えます。あと1週間、皆さん最高の準備をしましょう!今日一日も応援ありがとうございました!