オープニングゲーム
担当:大重正人
今日のトレーニング、引き締まる紅白戦を見せてもらいました。1月30日の始動日から、8日目。日々の走り込みで疲労もたまっていると思いますが、いざ11対11のゲーム形式になると、もう週末に公式戦が控えているかのような真剣さと緊張感。今年も選手にとっては過酷さが増していますが、すばらしいトレーニングと競争があるからこそ、優勝を勝ち得たのは間違いありません。なかでも酒井選手のスピードが際立っていました!五輪予選の真剣勝負を戦ったこともあり、コンディションは他の選手よりも当然上がっていますし、グイグイと攻め上がる姿は迫力満点でした!
その後のシュート練習も、紅白戦の高まったムードのまま、酒井選手に負けじと好クロス好シュートを連発。左サイドバックには、橋本、中島、福井の3選手。こちらも激しい競争のスタートです。
センターからはコンビでクロスに飛び込みます。連携が抜群だったのが、キタジ&ヨンハの同級生サーティーズ。彼らのようなベテランが必至の形相でボールに食らいつく姿は、周りの選手たちにすばらしい影響と向上心を植え付けています。
今日は久々の午前練習1本。午後からはJリーグ主催のレフェリー講習会でお勉強の時間。そのあとは各々取材を受けました。サッカーaiさんからご指名を受けたのは、工藤壮人選手です。「このオフは実家に戻って、ゆっくりと休みました。ユースの練習に参加したり、ランニングしたり、自分流でうまく調整できました。優勝メダルを親戚に見せて喜んでもらったり、いい報告ができました」と充実の時間を過ごせた様子。
しかしシーズンが始まれば、彼も競争の真っただ中です。レイソルでは5人のFWでポジションを争い、また今朝のスポーツ紙には五輪代表のストライカー発掘記事で、大きく取り上げられていました。「コンディションはいいですし、キャンプが楽しみです!」とクドーらしい野心も秘めていることでしょう。グアムは屈辱から這い上がって、大きな成長をつかんだ思い出の地。今年も飛躍の滑走路にしてくれることを期待しています。
そして、ネルシーニョ監督にも取材の依頼がたくさん来ています。今日は「Number」のインタビューを受けました。実は2月末発売の「Number」は、ものすごい【柏レイソル大特集】なんです。メインスポンサー日立製作所のご協力もあり、「別冊付録Book in Book」が挟み込まれます。
主な内容は、ネルシーニョ監督、北嶋選手、田中選手のインタビュー。チームメイトが語るレアンドロの凄さ、そして近藤選手や渡辺&下平のOB選手が語る外国人選手の系譜。もちろん表紙もチャンピオンユニフォームを着た選手3人がモデルに、表紙を合わせれば全12ページの特別付録です!今日の監督取材でほぼ終わりかと思いきや、グアムキャンプでも練習撮影があるかもしれないとのこと。編集部の方には何度日立台に足をお運びいただいたかわからないほど、多くの皆様に時間と力を注いでいただき、深く御礼を申し上げます。2月23日の「Jリーグ20周年記念号」発売が楽しみでなりません!これは永久保存版ですよ!!