2012年5月 2日

変化

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担当:大重正人

昨日のブリーラム戦。4月7日の札幌戦以来5試合ぶりの勝利となりました。ひとつの勝利が、また次の勝利をもたらす。自信を取り戻し、本来のサッカーを取り戻し、ここから一歩一歩浮上していくための足掛かりにしなければいけません。昨日先発した選手たちは雨に濡れながらのランニング。リラックスした表情もありましたが、すぐに明日から本格的なトレーニングです。

リカバー選手が外周を走る内側で、ボールゲームに汗を流していた選手たち。そのなかに栗澤選手と大谷選手の姿がありました。昨日はそろってベンチ入りしたものの出場なし。今日はチームメイトと一緒に今日はトレーニングウェアをびしょぬれにしながら、激しくボールを競り合います。

これまでの試合翌日なら、ランニングする方のグループにいることがほとんどだった2人。あまり見たことがない光景だと思って調べてみました。ネルシーニョ監督が就任した2009年7月以来、公式戦やプレシーズンマッチを含めて117試合を戦ってきましたが、栗澤選手と大谷選手が2人とも出場しなかった試合は、昨日が初めてのこと。2人とも先発を外れたのも、2009年8月のマリノス戦以来。ネルシーニョ監督がレイソルに来てから、クリかタニ、必ずどちらかが先発ボランチを務めていたのです。

試合に勝つために、その時に最も力を発揮できるベスト11が出場する。昨日は安選手と茨田選手のコンビが出場のチャンスで勝利に貢献し、また栗澤選手と大谷選手がフレッシュな状態で、今日からのトレーニングに臨んでいます。春先のキャンプでも監督は「今年も改めて言いたい。ここにいる全員でシーズンを戦うんだ」と話しました。苦しい状況を乗り越えるため、チームに変化が必要な時もあります。このブリーラム戦の勝利によって、レイソルがどう進んでいくのか、チームをしっかりと見守っていきたいと思います。

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