大舞台へ
担当:大重正人
昨日Jリーグからリリースされましたが、7月21日に「Jリーグスペシャルマッチ」が開催されることになりました。これは昨年からJリーグと各クラブが「チカラをひとつに。TEAM AS ONE」というスローガンを掲げて活動してきた東日本大震災復興支援を目的としたもので、決して忘れることのできない出来事から、サッカーを通して被災地の皆様に少しでも勇気と前へ進んでいく力をお届けしたいという気持ちを表現するドリームマッチです。
舞台はカシマサッカースタジアム。対戦するのは、鹿島と仙台、東北出身選手、海外選抜選手による「Jリーグ TEAM AS ONE」と、J1クラブ16チームを中心とした「Jリーグ選抜」です。出場選手は、昨日からスタートしたサポーター投票で選ばれた11人を各チームに振り分け、残りの選手は投票結果を参考にして選考委員会による推薦で選ばれます。
インターネットの投票サイトはこちらです。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013788.html
DF部門で、やってやれ酒井選手が堂々の2位につけて、その全国的な人気に少々びっくりするやら嬉しいやら。(しかし五輪出場選手は試合には出場できません。。。)。このJリーグ選抜を率いるのは、昨年J1を制覇した我がレイソルのネルシーニョ監督、そしてコーチングスタッフもチームレイソルが務めます。昨年J1優勝クラブから、もっともっと選手を大舞台に送り込めるよう、レイソル戦士たちにどしどしご投票をお願いいたします。
チケットは16日から先行販売、23日から一般販売スタートです!詳細はJリーグサイトよりご確認ください。
http://www.j-league.or.jp/release/000/00004518.html
今日は、増嶋選手、田中選手(レポートはモバイルレイソルで)が取材を受けました。そして近藤選手も。おなじみのサッカー漫画、ジャイアントキリングの別冊インタビュームック「エクストラ」のインタビューです。来月20日ごろの発売、世間はロンドン五輪一色になっているころ、しかしテーマは「五輪は通過点」。五輪代表に選ばれ、試合に出場できたなら、それはサッカー選手にとってこれ以上ない名誉な経験です。
しかし戦うフィールドは、そこだけじゃないし、また五輪をゴールと考える人は多くないでしょう。五輪代表に選ばれることはすべてではない。それぞれが自分で道を切り開いて、より大きく成長している選手はたくさんいる。そんな選手たちにスポットを当てたいという熱意を持ってご取材くださいました。ライターの原田大輔さん、フォトグラファーの佐野美樹さん、本当にありがとうございました。
近藤選手がめざしたのは2004年のアテネ五輪。最初はメンバー外でしたが、日本選手のケガや出場停止などでチャンスが巡り、予選に出場することもできました。それでもライバルは、闘莉王、阿部、茂庭、那須といった、現在でも活躍を続ける日本屈指のDFばかり。かたやレイソルでは3年目でレギュラーをつかみかけていた。華々しい代表と、地に足をつけて戦えるレイソル。その狭間で葛藤していた近藤選手、そして強い信念も。そんな若かりし時代を振り返りました。そして同じような境遇の同年代選手とのインタビューを合わせて構成されるそうです。来月の発売をお楽しみに。
最後にスタジアムの水はけ良化工事が、雨などの影響ですこし延びています。あと数日になると思いますが、練習見学の際はこれまでどおり迂回くださいますよう、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。