アジアの熱視線
担当:河原 正明
昨日の熱戦から一夜明けた今朝の日立台。監督交代初戦の大宮相手難しい試合、決してスコアほどの開きがある試合内容ではありませんでした。しかし、一番大事な勝ち点3を取るというミッションを果たした重責からほんの一時解放されたわずかな安堵感に包まれていました。
実は今日の夕方に日立台ではレイソルアカデミーにとって大事な一戦が行われました。U18のクラブユース選手権関東予選の最終戦、東京Vユースとの一戦です。さすがに相手は高円宮プレミアEASTの首位チーム、簡単には主導権を奪えません。結果は残念ながら前半0?2、後半は1?1で1?3での敗戦となりました。しかしながら他チームの成績により7月から始まる全国大会進出の2位以内を確保、本大会への進出を決めました。
そしてその前には海外からのお客様が。Jリーグの招きでベトナムからベトナムリーグの関係者による視察が日立台で行われました。約5日の滞在期間に関東圏中心に視察をするスケジュール。レイソルは昨日のトップチーム大宮vs柏戦に引き続きアカデミーを視察したいとU15の柏vs川崎戦を視察しました。
男女問わずベトナムのサッカー熱は高まる一方のようです。レイソルだけでなく日本のクラブチームのユースプログラムに大変興味を持って入るようです。やはりなかでも酒井選手の話題が。「昨日の試合を観て、また4番の選手=酒井宏樹選手に興味を持っているが、彼がドイツに行くと聞き驚いている。彼が移籍することでクラブにはいくらお金が入ってくるの?」「1試合勝つとボーナスはいくら?我々ベトナムでは負けると罰金だよ(笑)」などなど彼の地との比較だけでなくくユースを含めた日本モデルのサッカーへの興味・関心が非常に高かったです。試合後には酒井直樹U15監督に直撃取材。酒井監督も毎週どんな練習を行っているのか?、などなどの質問攻めにあっていました。
今年、Jリーグでのアジアマーケット拡大策として、タイやマレーシア、ベトナムなどでJリーグのTV放送が開始されます。また、クラブとしてスポンサードしている「Save the Childern Japan」の活動にはベトナムでの活動が含まれています。かつて日本でも先人たちが同じように積極的な姿勢で先進のサッカーを取り入れることに取り組まれてきたのだろうことは想像に難くありませんが、今回来場されたことをきっかけにこれからも両国ならびに両クラブでの交流が出来ればと思います。
さて。明日はレイソルが久々に進出するJリーグヤマザキナビスコカップベスト8の組み合せ抽選会が都内で行われます。まだ2チームが進出していませんが、すでに進出を決めた仙台・鹿島からも抽選会に東京します。レイソルからも選手が参加します。明日深夜のフジテレビ系列「すぽると」で結果発表を行います。ベスト4をかけた戦いの相手はTVでご確認ください。
明日はトップチームはお休みします。広報日記も火曜日に。では。