タイトルへ
担当:大重正人
まずは月曜日のお話から。ナビスコカップの抽選会に田中順也選手が参加してきました。放送権を持っているフジテレビに決勝トーナメント進出チームから5選手が集まり、準々決勝の組み合わせ抽選に臨みました。「緊張感がありましたね。手にすごく汗をかきました(笑)。1番か5番が良いって聞いてたんですけど」という田中選手が引き当てたのは、見事に「5番」!準々決勝、準決勝ともに、第1戦がアウェイ、第2戦がホームという順番で戦えます。先にアウェイで戦うかホームで戦うか、一概に有利不利は言い切れないかもしれませんが、初戦の結果を見て、2戦目にホームで戦えるのはやはり有利ではないでしょうか。
対戦相手はガンバ大阪です。「ガンバには昨年勝てていないのでその借りも返したいですし、今年のリーグ戦では調子が出ていませんけど、質の高いプレーをしてくると思う。気を引き締めてしっかりと勝ちたいです。昨年のナビスコは1回戦で負けてしまったんですけど、今年は優勝できるチャンスがあるので、このタイトルをどうしても取りたいです。一つ一つ勝って、タイトルを柏にもたらしたい」と意気込んでいます。準々決勝の第1戦は、7月25日(水)にアウェイ、第2戦は8月8日(水)にホームで戦います。
さあオフ明けの初日。土曜から鹿島、続く水曜はFC東京、さらに土曜がガンバ。連戦を走りぬくフィジカル強化に挑みました。室内トレのあとはグラウンドへ。いつもは「4ステーション」と言われる、4種類のトレーニングを行いますが、今日はなんと「7ステーション」。ピメンテウコーチがこまかく強度や負荷を調整しているはずですが、ジャンプやダッシュ、ターンを何度も繰り返す7種目は見ているだけでも厳しそう。さらに梅雨でムワっとする高温多湿のなか、大宮戦先発組を中心に7種目×2周、それ以外の選手はなんと3週!汗だくになりながら、やり抜いた選手たちに、コーチからは自然と拍手が起こるほどのがんばりを見せました!
今日6月19日、稲田康志選手が27歳の誕生日を迎えました。後輩GKの川浪選手が午後練習を終えたイナをお待ちかね。4月のゴローの誕生日はイナの歌でお祝いされましたから、そのお返しですね☆「ハッピーバースデー、トゥーユー♪」と渡部選手や水野選手からも盛大な祝福を受けました。「とにかく良い1年にしたいですね。試合にも出たい。勝ちたい。そして優勝したい!」。2010年のシーズン途中、「移籍の話があってからすぐに決断しました。遠征に帯同して、その帰りに熊本に帰って引っ越ししましたから」。そんな予期せぬスタートから2年、いまやレイソルに欠かせない選手になってくれました。桐畑選手と三浦選手が離脱している今、ますますその存在が頼りです。これからも自分のため、家族のため、レイソルのため、必ず力になってくれることでしょう。おめでとう、イナ!!
「タイフウネ、アブナイネ」。帰途に着くジョルジも心配するような台風が接近しています。皆様もどうぞお気をつけください。