2012年7月 6日

聖地で山越え

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担当:大重正人 国立ホームゲームのための運営機材や荷物をトラックへ積んで送り出し、いよいよ試合が迫ってきたという高揚感があります!今季も2試合組まれている国立競技場でのホームゲームですが、3月のゼロックスカップ、そして先週のFC東京戦ですでに2試合を戦っての3試合目。ここまで2戦2勝と相性のよい日本サッカーの聖地で迎えるは、名古屋グランパスです。 2010年の初優勝のあと、昨年も変わらず優勝争いに加わり、最後までレイソルの苦しめた、J屈指のビッグクラブのひとつです。「ビッグ」といえば、185cmを超えるフィールド選手は、闘莉王選手(185cm)、増川選手(191cm)、ケネディ選手(194cm)、ダニルソン選手(185cm)、ダニエル選手(186cm)、新井選手(188cm)、なんと6人を誇ります。大谷キャプテンも「名古屋のストロングポイントは、やっぱり高さ。セットプレーとかは、分かっていてもやられる強さがある」。 大谷選手の言うように、「ただ警戒する」だけでは防ぎきれない相手です。だからこそ、今週はDFラインが特別の練習をおこなうなど、しっかり対応策を共有し準備してきました。ACL蔚山戦で相手のパワープレーに屈しましたが、ネルシーニョ監督は「ロングボール、ハイボールを使う高い相手に対して、何をすべきか、選手たちはいい経験をした」と、あの敗戦を糧にして得た教訓を、明日しっかり生かさなければいけません。そして大谷選手は「ようやくこの順位まで来て、上位を狙っていく中で、名古屋は間違いなくこれから争っていく相手になる。ここで勝ち点3を獲ること、そして勝ち点を与えないことがとても大事です」と目の前の一戦が、先につながる大きな意味を持つことをしっかり認識して試合に臨みます。 120706.jpg 明日の試合では、当クラブメインスポンサーの株式会社日立製作所ならびに日立グループ各社のご協力を得て「HITACHI DAY」を開催いたします。選手サイン入りレプリカが当たるクイズキャンペーンをはじめ、イエロービブスとオリジナルうちわの応援グッズのプレゼント、そして「HITACHI DAY」では恒例となっている、おなじみCMソングの熱唱ですが、「この木なんの木」を歌っているヴォーカルグループ「INSPi(インスピ)」さんが国立に駆けつけてくださいます。美しいハーモニーを耳で聞くもよし、一緒に合わせて歌うもよし。この日だけのスペシャルライブをどうぞお楽しみに! また試合前の18時ごろからは、クラブユース全国大会に出場を決めたU-18チームの壮行会。そして今頃ドイツから飛行機で日本に向かっている酒井宏樹選手が、試合後にサポーター皆様に向けてあいさつがあります。明日の日中は晴れ間も出るようですが、夕方からは涙雨の予報。大津選手の時のようにゴール裏に向けてもあいさつがあると思いますが、その姿を少しでも近くで見たい方は、まだ残席がある柏熱地帯のチケットを握り締めて、ぜひゴール裏へ。五輪代表にも正式に選ばれ、また新天地ハノーバーでの初合流をすませ、再び日本に戻ってくるサカイの雄姿をぜひ国立で見送っていただければと思います。それでは明日、国立で会いましょう!!