2012年8月 2日

熱い週末へ

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担当:河原 正明

 明日8月3日(金)、レイソルアカデミーの大事な一戦が日本各地で行われます。まずはアディダスカップ2012・第36回日本クラブユースサッカー選手権大会の準決勝。柏レイソルU18がサンフレッチェ広島ユースと対決します。3年連続でベスト4入りするも、2010年は2位、昨年は3位といずれも東京ヴェルディ(東京V)ユースに敗れたレイソルU18。今大会も予選組み合わせ抽選会の結果、またしてもその東京Vにセレッソ大阪、名古屋グランパスと今年のJクラブユースの強豪ばかりが揃った「死のグループ」に入りました。

 今年は群馬県前橋市で予選リーグと決勝トーナメントが開催されました。ピッチ上の気温はおそらく40度を越えたであろう灼熱の中で戦った3試合。レイソルは1勝1分1敗の成績で、なんと東京Vと得失点差、総得点もすべて同じ。2チームの運命は「抽選」に委ねられました。「セレッソに負けて抽選、となったときはさすがに気分が落ちました」とFWの木村裕選手。「でもシモさん(下平U18監督)なら大丈夫と信じていました」。そして結果は・・・残りくじが「当たり」でレイソルがグループ2位となり予選通過。ライバルは大会を去ることになりました。
 決勝トーナメントでは、アルビレックス新潟、鹿島アントラーズにそれぞれ1?0の辛勝で勝ち上がりました。柏に戻ってきた今日は軽くリカバリートレーニングを行い、明日に備えました。
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 「予選で苦しんだ分だけチームがまとまってきている」と下平監督。準決勝戦については「広島は(ユース年代で最上位の大会である)プレミアリーグ・ウエストで首位のチーム。東京Vと同じく力のあるチーム。すごく良い試合になるだろう。勝てば日本一が見えてくる。もちろん選手の力を信じている」。下平監督にとっても3年連続でのベスト4進出。今年こそ悲願の初タイトルへの思いは強いはずです。

 U19日本代表でもありチームの中心選手でもある秋野央樹選手(DF)。この大会には高校1年生時からメンバー入りしていた数少ない選手。「おととし、去年と自分は試合に出場していたので、悔しい思いはメンバーの中でも一番強い。もう2位や3位はいらないです。今年は絶対に優勝したい」。先輩たち、そして後輩たち、さらには怪我で戦列を離れている仲間の分まで。その言葉には大きな責任感も伴っていました。

 明日の19時から神奈川県三ツ沢陸上競技場でキックオフです。なお16時から準決勝のもう1試合、京都サンガFC.U18対横浜F・マリノスユース戦が行われます。また先着2,000名さまには「ガリガリ君」もプレゼントされるそうです。レイソルサポーターの皆様も時間がありましたらぜひ足をお運びください。
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 U12も全国少年サッカー大会で2次リーグを突破しベスト8入り。明日はベスト4進出をかけて京都紫光FCと対戦、勝ち上がると午後に準決勝となります。こちらも2年連続優勝目指して熱い戦いが続きます!

 トップチームでは新加入選手のお知らせをしました。ネット・バイアーノ選手です。ブラジル・バイーア州のECヴィトーリアからの移籍です。日本でもジェフ千葉でプレー、2010シーズンには日立台でも対戦し、際どいプレーで菅野選手にレッドカードが出された、ということもありました。
 そのネット選手と「ボン・アミーゴだよ」というのはレアンドロ選手。ヴィトーリア時代もコンビを組んでいた二人ですが、再び日本でもハーモニーを奏でてくれることを期待しています。
 明日は午前中に練習を行い、午後には新潟に向かいます。静岡で、横浜で、新潟で。週末はすべてのカテゴリーですばらしい結果となりますように。皆様ご注目ください。