夏の終わりに
担当:大重正人
今週はメディアの方も練習場へたくさんお越しです。国立での浦和レッズ戦。NHK-BS1で生放送されますが、その実況の松野アナウンサーもご取材に。エルゴラッソはいつも田中記者に加え、カメラマンさんも浦和の練習場から日立台へ駆けつけての撮影。マッチプレビューも大きな扱いになるようです!
レッズ戦のマッチデープログラムには、ジョルジ選手に登場願いました。去年今年の3試合、レイソルサポーター、レッズサポーターにも色濃く印象が残っているはずです。昨年5月の国立戦では「ユウキからのパスだったね」と弾丸ミドルを突き刺し、優勝が懸かったアウェイ埼スタでは、まるでピンボールのような強烈シュート。そして今年3月は「プレーを読まれてしまった」と名手らしからぬボールロスで悔いが残る一戦になってしまいました。今度こその思いもより強くしていることでしょう。リーグ4番目失点数、堅い守備を誇るレッズゴールを打ち破るには、彼の力が間違いなく必要です。
話は変わって、今日は練習前にファンクラブ会報誌『日立台通信vol.3』の取材を3本続けて行いました。
まずはじめは、「選手履歴書」の水野晃樹選手。二人のお兄さんの影響で始めた幼稚園のスクール時代から厳しい練習に耐えた清水商業高校時代、オシム監督の下でのジェフ時代、そして苦しみつつも「学ぶことが多かった」というセルティック時代と、2010年レイソルに加入するまでを順番に振り返りました。
続いて、クラブ創立20周年企画「思い出のあの一戦を語ろう」は渡辺毅U-12監督。ナベさんといえば、やはりMVPも獲得したあの試合。公式記録を見ながら当時のことを語りました。95年にレイソルに加入して以来、指導者としても、ずっとレイソル一筋の渡辺監督。クラブに対する強い思いも語ってくれました。
最後は「Mr.REY」の菅野孝憲選手。「今シーズンはJ1ではじめてシーズンの最初から優勝を目指して来た。その難しさは、魅力でもあり、苦悩でもある。個人的に楽しんでいるし、充実したシーズンです」。残り8試合となった今シーズンの意気込みや理想のゴールキーパー像、意外な(?)オフの過ごし方なども語りました。
そして昨日おこなったニーヤン&ネットの親友対談と合わせて『日立台通信vol.3』は10月末ごろにお手元に届く予定で鋭意作成中です。ぜひ楽しみにお待ちください。
今日から練習時間が30分早く、15時30分スタートになりました。本当に陽が暮れるのが早くなりました。レイくんのちょっと寂しげなつぶやきに、ハタメグミさんがさっそくイラストを描いてくれました。
http://twitpic.com/aydzts
そして日立台も毎日のように美しい夕暮れに包まれます。夏が終わっていきます。