気を高める
担当:大重正人
ひとつの勝利が変える雰囲気。明日の天皇杯3回戦を控え、2タッチゲームでの最終調整は、本当に選手やスタッフがサッカーを楽しんでいる様子が、見る方にも伝わってきました。ひとつのプレーに声をあげ、ひとつのゴールをチームメイトみんなで喜び合う。こちらは、U-18秋野選手の見事なヘディングゴール。昨日18歳の誕生日を迎えた最年少のゴールを、年齢関係なく皆で喜び合います。
ただ、この雰囲気を1試合だけで終わらせてはいけない。天皇杯、ナビスコカップ、そしてJリーグへつなげていかなければ、ということも選手全員が理解しています。明日の試合当日に31歳の誕生日を迎える那須大亮選手も表情を引き締めます。「相手やカテゴリー関係なく、どんな試合、どんな大会でも、最後は走れなくなるぐらいまでの気持ちでやっているし、常に『決勝』という位置づけで1試合1試合準備しています」。ネルシーニョ監督も「ダイスケは空中戦の強さ、カバー能力の高さを発揮して、チームに貢献してくれている」と、センターバックのポジションでの働きを評価しています。
対する湘南ベルマーレとは、2006年のJ2最終戦、平塚の歓喜以来の対戦です。今季は曹 貴裁監督のもと、前線から激しくプレスをかけていくアグレッシブな戦いを繰り広げています。先日の熊本戦をテレビで見ましたが、キープ力のあるセンターフォワードのキリノ選手、トップ下の菊地選手はテクニックとスピードに優れ、両サイドの古林選手、高山選手の果敢な仕掛けは、非常に怖さを感じさせるものでした。チーム全員の守備意識が高く、豊富な運動量にもかかわらず90分走り続けるサッカーで、目下J2の2位、昇格争いの中心にいる好チームです。
栗澤選手は「やっぱり立ち上がりが大事。1stプレーで『やりづらいな、厳しいな』と思わせられるよう、球際の強さだったり、厳しくいかないといけない」とその姿勢に変わりありません。湘南は週末にJ2首位の甲府との大一番を控えていて、どんなメンバーで臨んでくるかはわかりませんが、レイソルのスタイルは皆さんもご存じでしょう。目の前の試合に全力を尽くす。「レアンドロがいなくなり、ジョルジをはじめ、みんなが背負わなければいけないと気づき、強い責任を持って戦った(監督)」という川崎戦のように、サポーターの心に響く、身体を張った戦いを90分見せてほしいと思います。
学校やお仕事のある平日の夜ですが、ぜひ日立台に駆けつけて、共に戦ってください!どうぞよろしくお願いいたします。
最後にお知らせです。レイソルのオフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」では、この度、1年分の年会費(¥3,000)にて2013シーズンも含まれる新規入会特別キャンペーンを実施しています。お申込みは明後日10月11日(木)11:59までで、グルーポンのWEBサイトからのお申込みとなりますまた特典として、11月7日(水)対ガンバ大阪戦の柏熱地帯チケット1枚をプレゼントさせていただきます。ぜひこの機会にご入会ください!!
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