2012年12月10日

冬の朝

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担当:大重正人

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12月10日。空気が澄んでいて、一面に美しい青空が広がる朝。しかし身を切るような冷たい冷たい朝。足元の土が盛り上がり、踏みつけると「ザク、ザク!」と硬い音がします。土をよけると、白い氷の柱が一面に広がっていました。天気図を見れば、まさに西高東低。今日は本当に寒い一日でした。

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選手たちは、この週末はオフ返上でトレーニングを積んでいます。「オフがないから、身体が仕上がってますよ?」なんて澤選手が私たちを笑わせてくれますが、この天皇杯を決勝まで勝ち進み、タイトルとACL出場権を勝ち取るため、厳しくともやるべきトレーニングがあります。今日はフィジカルからのゲームトレーニング。天皇杯4回戦の相手は、JFL所属の横河武蔵野FCです。前年王者のFC東京を沈めた粘り強い守備を、エース・レアンドロ選手抜きで打ち破らなければなりません。

昨日のクラブワールドカップ。ご覧になった方も大変多くいらっしゃったことでしょう。ACL王者の蔚山現代、そして去年のFCWCでPK戦の末に破ったモンテレイの一戦は、両方のチームと対戦した経験をもつレイソルにとって、本当に興味深い組み合わせでした。

蔚山のパワープレーとイグノ選手のスピードに対し、モンテレイのテクニックとパスワークが圧倒しました。レイソルの選手たちはそんな世界のレベルをテレビではなく、ピッチで、肌と肌のぶつかりあいのなかで体感することができました。そしてかけがえのない経験と財産、次にめざすべき目標をとらえることができたのです。だからこそもう一度、何度でも世界の舞台に立たなければ。この天皇杯、そういう気概を持って挑まなければいけません。世界への扉を、もう一度開けましょう!!

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※12/12(水)が非公開練習に、12/13(木)練習見学可能に変更となりました