みんなの力で
担当:大重正人
先週、大谷選手が選ぶ2012ベストゲームが放送されました。7月、アウェイのエスパルス戦でした。個人的には最も強烈に印象が残っているゲームでしたが、それに勝るとも劣らない「ベストゲーム」を、このシーズン押し迫った12月にまた見られるなんて思いもしませんでした。大宮戦の内容、展開もエスパルス戦ととてもよく似ていましたね。レフェリーも西村主審でした。途中出場の水野選手が流れを変え、右サイドから那須選手がクロスを連発。澤選手は攻守に駆け回り、ゴールへのつなぎ役を身体を張ってやり続けました。大宮戦の決勝ゴール、工藤選手の強烈ヘッド、那須選手の見事なアーリークロス。その前に絡んでいた選手をおわかりでしょうか。澤選手です!くさびの縦パスをしっかり収めてるポストプレーがなければ、劇的なゴールは生まれませんでした。
こんな劇的で嬉しい試合はありませんが、試合後のスゲに「喜ぶのはまだ早いですよ」と釘を刺されました。その通りですよね。あと2つ、準決勝と決勝戦がありますから。1日の休息をとった選手たち。今日はみっちりフィジカルをやってからの、ボールトレーニング。疲れはもちろんあるでしょうが、それ以上に身体と気迫が充実しているのでしょうか。足が動き、ボールへの集中力も高く、球際の争いはアグレッシブ。時おり選手が少し痛めるようなシーンもあって、冷やっとしましたが、大事には至らずほっと一安心。レアンドロ選手に加え、橋本選手と茨田選手も出場停止のなか、それでも「チーム全員で天皇杯を勝つ」という気持ちで、難敵マリノス戦も乗り越えられると信じたいです。
先週は酒井選手が久々に日立台に帰ってきましたが、今日はこの人!ちょっと顔がシャープになって、精悍な感じがします。大津祐樹選手です。直近の試合で2アシストの活躍を残し、今朝がた飛行機でのクリスマス帰国。その足で日立台にやってきたようです。川浪選手をはじめ、顔なじみの仲間やスタッフとの再会を楽しんだことでしょう。その大津選手のプレーを、明日仙台で見ることができます。
日本プロサッカー選手会(JPFA)主催の「チャリティーサッカーマッチ」に、東北ドリームスの一員として出場します。そして岡山一成選手、藏川洋平選手も。レイソルからは大谷選手が出場予定だったのですが、天皇杯に勝ち残っていますから残念ながら欠場です。ほかにも海外クラブの日本代表選手が多数出場するドリームマッチ。仙台まで行きたいけど行けない......という人も、NHKBS1で19時から生放送されますから大丈夫です!スカパーでも録画放送があります。もちろん「サッカーの力で日本を元気に!」というスローガンのとおり、東日本の震災復興への協力を呼びかけるイベントです。JPFAのサイトで5千円以上、寄付をいただくと、特典Tシャツをお申し込みいただける「寄付プログラム」も1月6日まで受け付けられています。下記サイトをご覧のうえ、ご協力をいただければと思います。
http://www.j-pfa.or.jp/category/contribution/revive/6443
最後に、2013シーズンの新体制発表会のご案内を発表しました。会場は前回同様の柏市民文化会館ですが、定員の都合により、アソシエイツ限定の事前応募制とさせていただき、またローソンチケットによる申込受付とチケット販売をおこないます。コンピュータによる公正な抽選が行い、また全席指定により、寒い中会場外でお待たせすることなく、開演に合わせてお越しいただけます。
そして大変忍びないことではありますが、参加費500円を頂戴させていただくことになりました。ローソンチケットのシステム利用料など必要諸経費を差し引いた金額を、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付させていただくことになりました。こういった利用目的をもって、サポーター皆様にご協力をいただく次第でございます。なにとぞご理解くださいますよう、深くお願い申し上げます。お申し込み方法や開催内容は下記サイトよりご確認ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/014638.html