指宿キャンプ最終日
担当:大重正人
今日で、9日間の指宿キャンプが打ち上げとなりました。フィールド選手はトレーニングジムで身体を動かし、GKたちはグラウンドで最後の練習。そして荷物をまとめ、昼食後に指宿をあとにします。
ネルシーニョ監督は昨日の試合後、このキャンプ、練習試合について振り返りました。「レッズとの試合は、我々にとってすばらしいものになった。選手たちは目標のゲームレベルにあったし、両チームとも動きにキレがあってよかった。我々はまだベストのコンディションではないし、昨日出場しなかった選手はコンディションが上がりきっていない選手もいる。ただ、我々にとっては非常によいトレーニングマッチだったし、満足している」。
さらに続けます。「この日はトレーニングやミーティングで求めたことを、選手たちが実践してくれた。守備の対応、数的不利な状況でも慌てずプレーしていた。もちろん奪ってからのパス回しやクオリティはもっと上げないといけない。この指宿は、グラウンドをはじめ、すべての施設が整っていて、やるべきことをすべてやれたキャンプになった。本当に満足しています」
監督から守備の話がありましたが、私が見ていて特に存在感を感じたのは、増嶋選手でした。近藤選手が欠場し、最終ラインも新しいメンバー、さらに新しいことにチャレンジする試合で、「自分がリーダーなんだ!」という気迫や自信が漲っているようでした。敵陣深くのスローイン。「前から!!」「前から!!!」「前から!!!!」。何回繰り返したでしょう。後ろは自分たちがカバーして守り切る。だから思い切って行ってくれ!キャプテンだった市船時代も同じように大きな声を出し、味方を動かしていたでしょうが、その姿が蘇ってくるようでした。昨季は大谷選手がキャプテンマークを渡すこともありましたし、レイソル3年目にして、「自分がチームを引っ張っていくんだ」というチームリーダーとしての自覚が、さらに生まれてきているのはないでしょうか。
柏に戻り、明日月曜はオフ。日立台で再始動し、火曜は2部練習、水曜からは午前練習を続け、日曜日のちばぎんカップに挑みます。来週で90分戦うためのコンディションアップを図り、まずは我らの日立台で勝利の歌を歌いたいところです。そして16時からは、U-18チーム同士による「千葉県クラブユース新人戦」もあります。弟の前で、まずは兄貴らしい力を見せなければいけませんよね。U-18千葉ダービーも天候さえよければ、もちろんスタジアムで開催します。トップチームの試合のあと、ぜひU-18チームへの変わらぬ後押しもお願いいたします!後座試合については無料で観戦できます。ちばぎんカップが終了して、入場準備がととのった段階でご入場できます。開場時刻はまた正式にお知らせいたします。
最後になりましたが、監督の言葉にもあったように、指宿いわさきホテルの皆様、指宿市や鹿児島県の皆様、心からお礼を申し上げます。キャンプ地として最高のロケーション、きれいに整ったグラウンドと施設、力や栄養がたっぷりつく食材やお料理。そして何より、スタッフ皆さんのお心遣いと温かな笑顔。レイソルに大きな大きなサポートをいただいて、本当にありがとうございました!またいつかお会いできる日をクラブ一同楽しみにしています。柏から良いニュースをお届けできるよう、日々頑張ってまいります!