2013年2月13日

見極めと追い込み

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担当:河原 正明

 久しぶりの日立台での練習ですが、選手たちの表情が今ひとつパッとしません。その理由はやはり「鹿児島に比べると寒い」から。当たり前なのですが、今朝の日立台は昨晩降った雪がうっすらと積もっていました。
 練習はできるようになっていましたが、グラウンドキーパーさんたちとエキップスタッフたちはしばらく雪をかき、払う作業をしていました。
 チームは午前中に練習を行いましたが、雪につづいて難敵が登場。朝のうちは無かった風がだんだんと強くなり・・・最後のシュート練習の頃にはさらに強く吹き付けると久しぶりに取材に訪れた記者さんたちからも「いやー、日立台ってこんなに寒かったですか?」と驚くほどでした。

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 そんな中でも動いている間は選手たちはさほど気にしない様子で、プレーに集中しています。8vs8vs8のキリカエの練習では、選手から大きな声が出ていました。指示に、呼びかけ、厳しい注文に気合の雄たけび、そして励まし。様々な種類の声で、コミュニケーションを取り続ける。時には強くぶつかることがあっても、全ては互いを理解しようとするため。ボールを通じてだけでなく、いろいろな試みがピッチの中で行われています。
監督もいくつも選手たちを組み合わせ、どのユニットが力を発揮するか、相性を見極めようとしているところでしょう。

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 新チームが始動して2試合目の実戦がちばぎんカップとなるのは昨年と同じスケジュール。そして、翌週のゼロックス・スーパーカップに、ACLとなだれ込むのも同じです。現在在籍する選手27人のうち17人はこの日程を経験しています。そして、クレオ選手は昨年のACLを、キムチャンス選手や鈴木選手も代表でさらにタイトなスケジュールも経験しています。谷口選手や狩野選手もそう。
 しかし、どの選手も先のことより目の前の一戦にかける、という気持ちで練習に取り組んでいます。中でも注目のクレオ選手も「ちばぎんカップにもちろん出たいが、それは監督が決めること。まずはチームに慣れることが大事。出るからにはどの大会でも優勝したい」とコメントしていましたが、どの選手たちも「タイトル」に飢えているのは去年以上に強く感じます。
 ちばぎんカップまであと3日。我々スタッフもいよいよ試合準備の追い込みにかかります!あれもこれもいくつもの仕事を同時並行しつつも、頭の中では早く試合を見たいのはサポーターの皆さんと同じです!まだこの試合のチケットは販売中です。ぜひ、多くの方にスタジアムで生で見ていただきたいと思います。

 ちなみに先ほどまで行われていたACLプレーオフで、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)がブリスベーン(オーストラリア)に勝利、2年連続ACL出場権を得ました。おめでとうございます!昨年の予選グループで同組だったチームが全て連続出場。やはり力のあるチームばかりの「死のグループ」でしたね・・・。