一日遅れの開幕戦
担当:河原 正明
本日午後2時、2013シーズンのJリーグが開幕しました。今日行われたのはJ1の8試合。明日3日にはJ2の11試合とJ1の1試合が行われます。我々柏レイソルは一日遅れで登場し、ホームに川崎フロンターレを迎えます。J1リーグは12月7日まで、9ヶ月間の長い長い戦いの始まりです。
ACL・貴州戦を終えてチームは再び長時間の移動を強いられました。試合後はやはり寝付けない選手が多く、寝不足気味のまま貴州を後にしましたが、飛行機も遅延し、日付が変わる前にようやく柏に到着しました。昨日クレオ選手は「夜中の1時に寝て昼の1時まで12時間寝ていたよ(笑)」と話していましたが、ようやく我が家に帰ってきて安心して眠れた選手も多そうです。
ネルシーニョ監督は「1日遅れの開幕だが、ACLからの連戦で休息を取れたことをポジティブに捉えています。ゲームをこなすごとに調子は徐々に上向きになってきている。明日の開幕戦でもチームはさらなる成長を見せてくれると思うし、期待をしている」と述べ、連戦でも準備は整ったといわんばかりでした。
今日は土曜日ということもあり多くのサポーターの方が見学に訪れていました。チームは"いつもと同じく"試合前日恒例のツータッチゲームでリラックスに努めます。今日はスタジアムでの練習となりました。 風下の赤ビブス組みでは谷口選手がゴールを決めれば、負けじとワグネル選手もスーパーゴールでお返しを。サポーターの方は試合さながらの迫力で目の前で繰り広げられた選手たちのプレーを楽しめたことでしょう。
今季は多くの新加入選手がレイソルで始めてのシーズンを迎えます。ちばぎんカップにスーパーカップ、そしてACL貴州戦と戦ってきましたが、鈴木選手は貴州戦の勝利後にホテルで「これでようやくチームの一員になれた気がします」と安堵した様子を見せてくれましたが、正直な気持ちだったでしょう。「Jリーグではスタジアムもこれまでとは違う雰囲気だと思うけど、ちばぎんでホームゲームを1試合やっている。結果が出たことで余裕も出てくる。だんだんと自分の特長を出せるようになってきたし、周りの選手もプレーを理解してくれている。明日も頑張りたい」と静かに闘志をたぎらせていました。
新加入選手はもちろん、昨年、一昨年と長きにわたりチームの主軸で活躍している選手たちにとっても日立台での開幕は特別なもの。もちろんサポーターの皆さんにとっても待ちかねていた日。チケットも完売間近、おそらく今夜中には完売となりそうです。
明日は今日のような強風もおさまる予報です。ぜひ、スタジアムで、そしてTVの前でご声援いただければと思います。
最後にお知らせです。東葛まいにち新聞社が発行します「フォトブック『柏レイソルアニュアル2012-2013』」 http://www.bunya.ne.jp/reysol_annual2012-2013 が本日発売になりました。昨シーズンから1月の新体制発表会、そして先月のちばぎんカップまで収録されています。スタジアムでの販売はございませんが、駅前の書店などでぜひお買い求めください!