2013年3月14日

次も強敵

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担当:大重正人

すばらしき勝利から夜が明けて。朝まで降り続いた雨もちょうどやんで、選手たちはさっそく今日から始動です。2月末のACL開幕から、公式戦4試合で3勝1敗。昨年が1勝1分2敗だったことを考えれば、上々の滑り出しかもしれません。しかしレイソルはACLとリーグ戦を並行して戦っています。昨日のミックスゾーン。近藤選手がこんなことを言っていました。「このいい流れをしっかりとJリーグにつなげていきたい。リーグで上の順位にいないと、また来年にACLに行けなくなってしまうので、優勝を狙える順位につけながらもACLを戦いたい」。

大谷選手も同じ思いです。「今度はリーグ戦。FC東京に負けたあと、連敗するわけにはいかない」。その第3節は早くも明後日土曜日、敵地ユアスタでのベガルタ仙台戦です。ベガルタもレイソルと同じように「両立の日々」ですが、「ケガ人がいるなかで、中国での厳しい試合でしっかり勝ち点1を獲っている。チームは自信を深めていると思います。もともと守備のいいチーム、ウチがどう攻撃で崩すかという今の課題を試される試合です」と分析しています。

そのベガルタには、おなじみのレイソルU-18出身、石川直樹選手がいます。今季から新加入したばかりですが、しっかりセンターバックのポジションをつかんでいます。「ちょっと前に、イシから連絡があったよ。中国って変圧器って必要なんですか?って(笑)」。初のACL挑戦で、しっかり先輩に教えを請うところも、実直なイシらしさが出ていますね?。

出場すれば、ガチンコのマッチアップになりそうな工藤選手。「イシくんとは一緒にプレーもさせてもらったし、プロ入りして間もない自分は本当にお世話になりました。新潟でもレギュラーとして活躍して、さらに仙台に必要とされて移籍して、今はそこでACLに先発を張っている。自分としても、ユースの先輩に成長した姿を見せたいです」と、こちらもその対戦を今か今かと待ちわびています。

明日は午前中のトレーニングを終えると、午後には仙台へ向かいます。2月17日のちばぎんカップから、数えて7試合目。まずは最初の難関のラストマッチ。ここをしっかりクリアして、4月からまた始まる厳しい連戦に備えたいところです!

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