2013年4月16日

激しく

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担当:大重正人

今朝の練習場。スタッフ用のトレーニングウェアを着た2人が練習を見学していました。アカデミーの松本コーチと井上コーチです。先週末からリニューアルされたウェア、デザインはトップチームと同じですが、胸にはトップの「白くまくん」ではなく、「HITACHI CAPITAL」のロゴが付けられています。アカデミーの選手たちも同様です。プロサッカークラブのアカデミーチームとして、彼らも支援いただいているスポンサー様のご期待に応えなければなりません。

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そんな2人のコーチの視線の先には、U-18からトップ登録されたGK伊藤選手の姿が。「アルアインに行っていたんで、伊藤のトップでの練習を見るのが初めてなんですよ」と、年の離れた弟を心配して見守る兄のような松本コーチ。コーチとしてもアレックスのコーチングをつぶさに観察し、アカデミーにも取り入れられることはないか、朝から研究熱心な2人のコーチでした。

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トップチームは、まず週初めのミーティングから。ネルシーニョ監督から少し長めの話をしっかり耳で受け止め、トレーニングへ。フィジカルとボールゲーム、2時間以上に及ぶ長い練習でした。リーグ6試合で13失点は、リーグワースト。組織的な守備が売りだったレイソルらしからぬ状況に陥っています。

4/23貴州戦のマッチデープログラムのインタビューに答えた栗澤選手。「立ち上がりはチームとしてもっともっと高められる。連戦とか連戦じゃないとか関係なく、常に集中することを意識しないといけない。じゃあ集中ってなんなのか。ワンプレーワンプレー、状況に応じてその時に何をするべきか、常に研ぎ澄ましていないといけない」。栗澤選手がいつも口にする、球際で負けないこと、1対1で負けないこと、セカンドボール、攻守の切り替え。これまでのネルシーニョレイソルが突き詰めてきたものです。これまで通りのものが出せれば、必ず失点の減少に反映されるでしょう。トレーニングでもそんな激しさが随所に表れていました。

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連戦続きの4月。取材を入れられるのは、ミッドウィークに試合のない今週だけ。ファンクラブ会報誌「日立台通信」の取材も、今日明日で詰め込んで行います。今日はご好評をいただいている選手対談「ダブルパス」。今年の第1回は、マリノスからの新加入コンビに登場願いました!

「柏は、街全体がチームを応援して、レイソルを盛り上げてくれていると感じました。黄色いポスターもすごく良く見ます!」(ケンタ)
「定食屋さんもすごく良くしてくれるし、家族でもお世話になってますよ。柏への溶け込み具合、完璧っす!もう、本当に柏市民ですよ」(グッチ)

そんなふうに言ってくれたこと、本当に嬉しいですね!もちろんサッカーでもしっかりとレイソルに溶け込んでくれています。レイソルで求められるプレーを忠実に丁寧にこなそうとしている上で、長年培ってきた力や経験を活かし、それぞれに個性を発揮。これまでのレイソルになかったピースをしっかり埋めています。狩野選手は一日も早い復帰をめざして治療&リハビリ中ですが、復帰すれば、またこのコンビでレイソルに大きな結果をもたらしてくれるでしょう!

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