2013年5月12日

堅く泥臭く

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担当:大重正人

昨日のジュビロ戦。しぶとく堅く「ウノゼロ(1-0)」の試合をものにした選手たち、10時からのリカバーを終え、12時半にはあわただしく出発していきました。11日のジュビロ戦から、15日全北戦、18日セレッソ戦、22日全北戦、26日レッズ戦、29日サンフレッチェ戦。19日で7試合を戦う厳しい連戦がスタートしました。これは、Jリーグでレイソルだけに与えられたタスク。日本の誇りを持って戦う3週間となります。

リカバー以外の選手は9時から始動し、ピッチで5対5のメニューをこなしました。田中選手の動きが目立っていました。パスを受けてから、GKの動きをしっかり見て、正確に流し込む左足のシュートを連発。レアンドロ選手から「ジュンヤ、イイネー」という声があがるほど、流れるようにゴールを決め続けました。

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「昨日は、途中からの出場でしたが、ボールを中盤で収めることができて、チームメイトにも『良かった』と言ってもらえた。あとはやっぱりゴールですね。最後に惜しいシュートがあって。。。あのチャンスをしっかり決めていれば、ゼロゼロの状況で『使ってみようか』と思ってもらえるはず。自分は韓国チーム相手に結構ゴールできていますし」

たしかにその通り!昨年の全北戦ではアウェイで1点、ホームで1点、蔚山戦でも1点。今季のアウェイ水原戦では2点。5試合で5ゴールをマークしているだけに、ホームアウェイ問わず、いいイメージを持っていることでしょう。「今は守備で耐えることも大事。パスが回らない時間があってもネガティブに考えず、しっかりゼロでいけていることをポジティブにとらえたい。内容が悪くても勝つ。うちらしい泥臭い戦いも必要です」。

全北の第1戦、キムチャンス選手が出場停止、藤田選手も足を痛めており、いかにして右サイドバックのポジションを埋めるのか。左サイドは本職ではなくとも増嶋選手が自身の特徴である守備力でしっかり支えています。どういったメンバーで戦うのか、まだわかりませんが、どんなタイミングでもどんなポジションでもプレーできる準備を、みな整えているのがレイソルです。アウェイでの第1戦、もちろん必勝態勢ですが、「とにかく第2戦につながる結果を残したい」という大谷選手の言葉通り、勝利、そしてトーナメントを勝ち抜くために蓄えてきたメソッドをいかに発揮するか。チームの総力で最良の結果を残したいところです。

明日は韓国からトレーニングの模様をお伝えいたします。アウェイ参戦予定の方、どうぞ体調を崩されることなく、選手同様に100%のコンディションで敵地へ乗り込みましょう!!

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