2013年6月 8日

進取の気象

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担当:河原 正明

工藤選手が日立台に帰ってきました。5月29日の広島戦翌日からそのまま直接代表に合流したので13日ぶり。オーストラリア代表戦の翌日から3日間のオフもあっという間だったようですが、元気な顔を見せてくれました。
 日本代表=日本で最高のレベルの集団で多くの選手とともにプレーし、過ごした7日間の感想を尋ねると「ワールドカップ出場が決まる瞬間に立ち会えたことは、良い経験をしたと思います。でも、ピッチに立てなかったという悔しさのほうが大きい」とキッパリと思いを口にしました。「もちろん試合に出たかった。(ロンドン)オリンピックもそうだったけど、そういう思いをエネルギーに変えてきた。これからもそうするだけですし、また代表に呼んでもらえるようにレイソルで結果を出し続けていきたい」。一度仕切りなおしになりますが、これからも上を目指して工藤選手の挑戦は続きます。

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 トップチームは午前中はフィジカルメニューを中心とした練習を行い、午後は300m走×12本!。これは規定の時間以内に300mを走るもので、実際にはほぼ全速ダッシュです。大げさではなく終わる頃には倒れこみそうな選手もいるほど。追い込まれて自らを追い込んで。Jリーグ後半戦、そしてアジアを戦い抜く力を蓄えるキャンプに向かいます。

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 その頃、隣の人工芝グラウンドではU-18が関東クラブユース選手権予選 vs水戸ホーリーホックユースとの試合を行っていました。結果は4-0でレイソルの勝利。昨年度のチャンピオンとして本戦に向けての戦いはまだまだ続きます。

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 さて、明日9日(日)から指宿キャンプが始まります。トラックで陸送する荷物は一昨日に出発、今日から先乗り部隊が受け入れの準備をしてくれています。ここ数日、木村・假谷エキップらは練習の準備、後片付け、さらには洗濯といった多忙な日常業務に加えて準備に追われていました。もちろんキャンプだけでなく日常からエキップメントスタッフ以外にも、選手のケアをするトレーナー・メディカル陣やスカウティングチームも常に「どうやったらチームが強くなれるか、試合に勝てるか」と考えて準備していますし、年々そのチカラも増していると思います。再開後にチームの浮沈のカギを握っているのはこうした下支えするスタッフかもしれません。
 準備を整えたチームは明日の早朝にクラブハウスを出発、空路鹿児島に向かいます。夕方のみの練習となりますが、広報日記でお伝えします。では行ってきます!