2007年4月17日

チームの萌芽

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本日の担当:桜林 舞

今日は四月に入って始めての2部練習でした。ひさびさにナビスコ杯の試合がない1週間です。午前練習のみのサイクルに慣れていたため、2部練習時の勝手を忘れていて一人で右往左往しておりました。今日、明日、明後日、そして来週まで取材ラッシュは続きます。U-22代表で李選手と菅沼選手が不在のため取材ラッシュも落ち着くのかなと思いきや、DF陣にスポットが当たっております。特に古賀選手は、甲府戦の次に名古屋戦が控えていることもあり依頼が多く、本日も急遽インタビュー時間をとらせていただいたほど。

午後の練習前にはチームミーティング。浦和レッズ戦のビデオ復習です。編集されたこのビデオ、どのように作られるかご存知でしょうか?試合が終わった日にスカウティングテープと呼ばれる映像(TV中継の映像のようにボールの動きを追うものではなく、戦術が分かるように引きの映像で撮ったもの)を監督が持ち帰り、気になった部分を時系列で書き出し、平川テクニカルスタッフに渡します。細かくでも簡潔に書かれているそのメモを元に、平川テクニカルが必要に応じて付け加えたりしながら編集し、チームミーティングで選手に説明する、という流れです。「ミスしたところを絶対見逃さないんですよ」と以前蔵川選手が述べていました。「これ絶対ミーティングで流れるー、と試合中にミスすると思うんですよね」とも。チームミーティングでは各選手にプレイの説明を求めるシーンもあり、各選手とも集中力をと切らすことはありません。

さて、本日は2選手の負傷リリースを出せていただきました。レッズ戦前日のミニゲームで右膝を傷めた鈴木選手、レッズ戦の前半に左膝を傷めた山根選手です。医師の診断を受けて正確な情報をお届けするために、このタイミングでの公表となりましたことをご理解いただければと存じます。主力の二人が負傷したことは、レイソルにとって痛手であることはもちろんですが、「長いシーズンを戦っていく上でアクシデントは避けられない。このチャンスに出場機会を得る選手が経験を積み、チーム全体がより強くなっていくことは悪いことじゃない」と石崎監督の切り替えはすばやく行なわれていました。ピンチはチャンス、とはよくいわれることです。今までの主力の陰で芽吹いていたチームの萌芽にいままでと変わらぬご声援をお送りください!