夏に挑む
担当:大重正人
昨日アップしたモバイルレイソル、橋本和選手のインタビューにこんな一節がありました。
「実際にプレーすればわかりますけど、点を取るって本当に難しいんですよ。誰だって点を取りたいし、アシストもしたい。形なんて関係なく点を取りたいんです。それでも難しいのがゴールなのに、自分たちがあっさり点を取られるなんてことはあってはならないことだと思うので、相手にも点を取るのが難しいと思わせたい」
なんとも言えない苦しい胸の内を聞いた気がします。我慢して我慢して、そして誰一人もミスなくゴールまで運んで初めて生まれるゴール。しかしようやく手にしたリードを守れず、一瞬にして失う悔しさ。橋本選手だけでなく、DF陣、そしてチーム全体が本当に忸怩たる、悔しい思いを秘めていることでしょう。昨日のトレーニングマッチでは大学生相手ではありましたが無失点に抑え、また今日も増嶋選手は井原コーチを相手に居残り練習を黙々とおこなっていました。得点で上回ることはもちろん、守備でも相手を抑え抜く強さを取り戻そうと選手たちは懸命です。そういう意味で、今年5月のマリノス戦はここまでのベストゲームだったと思います。そんな強敵に来週対します。真価を見せてほしいと願っています。
今日の午前、ルーキー選手たちがホームタウンを訪問しました。白井市の梨園にうかがい、初出荷のイベントに参加しました。GK中村選手はリハビリトレーニングのため、残念ながら欠席となりましたが、フィールドの3選手は梨の試食会で、たくさんのとれたての梨をごちそうになりました。「梨は水分がたっぷりなので、梨を食べて水分補給したい(木村選手)」「白井の梨は日本一おいしいです(小林選手)」。そして白井のお隣、印西市出身の秋野選手は「小さい時から父親と白井に梨を買いに来ていました。本当に白井の梨はおいしいです!」とホクホクの笑顔で、マスコットのなし坊とも記念撮影。ルーキーながらレイソルの代表として、しっかりとホームタウン活動のお仕事をこなしました。
また秋には、おなじみの「しろいホームタウンデー」も開催される予定です。この夏は、白井の甘くみずみずしい梨で猛暑を乗り越えましょう。どうぞみなさんも日本一の白井の梨をどうぞ!
U-18チームが挑んでいる「クラブユース選手権」の全国大会。初戦ヴェルディに逆転負けを喫しましたが、今日の2戦目はセレッソを6-2と破り、3試合目に望みをつなぎました。28日(日)11:30から、前橋総合運動公園でのアビスパ戦にラウンド16進出を懸けます。そのメンバーの一人、トップチームにも登録されているDF中山雄太選手がU-16日本代表に選ばれました。そしてU-15のFW中村駿太選手も選出されました。なんと彼はまだ中学2年生、最年長が高校2年生のチームに抜擢されました。アカデミーには本当に将来が楽しみな選手がいっぱいです!
最後に明日は、午前11時からモラージュ柏で「ライジングレイソル」の公開収録。茨田選手&山中選手が出演します。アカデミーの先輩らしいところを見せてくれると期待していますよ!どうぞみなさん、お集まりください!