まだまだ試合が
担当:大重正人
これまでの猛暑がうそのように、昨日今日と真夏の太陽もお休み。おかげで、選手たちの疲労やコンディションの回復の助けになったことでしょう。長い時間ではありませんでしたが、集中したトレーニングでした。栗澤選手、大宮戦で魅せたさすがの働き同様、今日もこぼれ球やセカンドボールへの意識が高く、ゴールチャンスにもしっかり顔を出していました。
大宮戦では前線からの選手みんなの献身的な守備がはまり、また自陣からも効果的なカウンターが何本もありました。ボールを奪う→FWにつける→しっかり収める→さらに後ろから前へ飛び出す。このサイクルがあるからこそ、カウンターが発動できます。この「つける」ところ、攻撃へのスイッチを入れるのが一番大切で、難しいポイントです。
クリやタニは試合後によく言います。「奪った後の最初のパス」という言葉。ここの優劣は、そのまま試合に直結します。効果的なカウンターになるのか、DF陣が心身休まることなくまた守備に追われるのか。中3日で行われる湘南戦、誰が出場するかはまだまだわかりませんが、湘南の積極的なプレス、攻守の切りかえをかいくぐれるかどうか、ボランチの働きは、またまた大きなものになるでしょう。
まだまだ連戦は続きます。土曜日にはアウェイで鹿島戦、翌週9月4日水曜日には天皇杯2回戦です。「連覇」や「ディフェンディングチャンピオン」という言葉は、いまの段階では選手たちは特段意識することはないでしょうが、ユニフォームの右腕には「天皇杯優勝ワッペン」が燦然と。袖に腕を通せば、自然とあのファイナルの記憶がよみがえり、モチベーションの高まりを感じることでしょう。
その初戦の相手は、8月31日に決まります。千葉県代表・浦安SCと茨城県代表・筑波大学との対戦で勝ち上がった方を迎え撃ちます。チケットは発売中です。2回戦はリーグ戦よりもかなりお求めやすい価格になっていますし、連覇をかけて戦う天皇杯も御声援をどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2013/015502.html
この夏、大舞台で戦い続けたアカデミーチーム。夏休み最後に、またビッグマッチを迎えます。今年初開催される「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2013」にレイソルU-12チームが参加します。ヨーロッパから、あのバルセロナとリバプールが来日。またタイのチョンブリと、国内9チーム。合計12チームが3グループに分かれて予選リーグ。ベスト8による決勝トーナメントで優勝を争います。
レイソルは、チョンブリ、鹿島、大宮と同組。27日、28日にヴェルディグラウンドで予選を戦います。レイソルを応援するのは当然ですが、トップも育成も世界最高峰と称されるバルセロナのサッカーは、本当にジュニアチームから同じメソッドを叩き込まれているのか。サッカーファンなら誰もが気になるところですよね。世界サッカーの源流が見られるかもしれません。レイソルの応援と合わせ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
http://u12-juniorsoccer-wc.com/