天皇杯へ
担当:大重正人
鹿島戦の悔しさしか残らなかった敗戦から、今度は天皇杯へ切り替え、前へ進まなければなりません。対する筑波大学、1回戦の浦安SC戦では、延長戦で3ゴールを挙げて突き放しました。鹿島戦の前、JFATVで試合を見ていましたが、一言でイメージを表すと「フロンターレ」。風間監督が筑波大学時代に植え付けたスタイル。ロングキックは多用せず、ワンタッチツータッチのテンポよいショートパスを徹底的につなぎ、多彩なパスで相手DFの「矢印」を外すようなサッカー。攻撃で主導権を握ろうとするやり方です。
そしてストライカーの赤崎選手。鹿島にも特別選手登録されているFWで、1回戦でも難しいゴールを決めるなど2得点。レイソルは、大学生ではなく、すでにプロ選手が相手という心構えで心して戦わないと、十分ゴールを割る力を持っています。大学チームには、若さ、野心、貪欲、無欲、いろんなチャレンジングスピリッツがあるはずです。レイソルがおかれている状況はまったく関係ありません。プロチームとして、それを上回る気概とプレーと結果を残さなければいけません。田中順也選手も、自分たちはどんな状況でも「勝利の精神」を見せないといけないと語っています。
監督について、いろんな報道がされていますが、本日の時点でも公式にお知らせできる決定事項はありません。心配をおかけして申し訳ございませんが、今しばらくご容赦をいただければと思います。明日は16時30分からのトレーニングとなっております。