2013年9月 3日

約束

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担当:河原 正明

 先月末に開幕した第93回天皇杯サッカー選手権大会。2回戦は9月7日(土)8日(日)に、ナビスコカップベスト4進出チームは11日(水)に試合が行われますが、ACLに出場する柏レイソルの試合は、ひと足先に明日日立柏サッカー場で行われます。
 対戦相手は茨城県代表の筑波大学。1回戦で千葉代表・浦安SCを4-1で破って勝ち上がってきました。

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 その筑波大学は明日の試合で指揮を執る井原ヘッドコーチの母校。「相手が前回チャンピオンだから、向こうは気合も入りますし、120%の力を出してくる。足元をすくわれないようにしないと」と警戒します。前回大会も前年王者のFC東京が2回戦で横河武蔵野FCに敗れる波乱がありました。我々も同じ轍を踏まないようにしないといけません。

 筑波大にはU-18出身の吉川修平選手(1年)も登録リスト30名に入っています。再会も楽しみですが、危険な選手もいます。井原ヘッドも鹿島アントラーズの特別指定選手のFW赤崎選手(4年)、MF谷口選手(4年)など「ユニバ代表など経験も豊富な選手が多い。高い技術力もあるので決して侮れない。スペースや余裕を与えてはいけない」と警鐘を鳴らします。
 
 その一方で、柏レイソルはここ数年、トーナメント方式の大会で好成績を残してきました。「1発勝負に強くなったと思う」(大谷選手)昨季の天皇杯、勝ち上がるたびに自信をつけていきました。

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 もちろん相手あっての試合ですが、ホーム・日立台で戦えることは勇気付けられることです。「ピッチに入ったらやることは変わらない。選手はただ勝利だけを考えてプレーする。誰が監督だろうとその人を助けていきたいと思うのがレイソルの選手全員」とワグネル選手。選ばれし選手たちは今そのときに出来る最大限のことをする、と約束して明日19時にピッチに立ちます。平日ナイトゲームですが、ぜひスタジアムでご声援ください。そして来られない方はスカパー!で生中継されますのでご観戦ください。では。