覆水盆に返る
担当:河原 正明
本日午後3時、吉田ダイレクターの口からネルシーニョ監督が7日(土)のナビスコカップ準決勝第1戦 横浜F・マリノス戦から再び指揮を執ると発表がありました。当クラブからも改めて公式サイトでお知らせしました。
そして、ネルシーニョ監督自身も早速夕方4時からの練習を指導、ピッチには先週までと変わらぬ姿がありました。練習後、監督もメディアに向けて会見形式で取材を受けました。(コメント全文は J'sGOAL に掲載されています)
「まずはじめに、ここにお集まりいただいた方々に、この一連の問題は私から発したことで、本当に申し訳なく思っています」と謝罪のコメントを口にした監督。ここまでの経緯は既に吉田ダイレクターから語られていましたが、「クラブの理解を得て戻ることができた。」と謝辞を述べました。
この数日、「どうして?」「どうなる」「なんで?」といった問い合わせがたくさん寄せられました。辞めると言ってしまった理由はいくつもあるでしょう。でも、戻ると決めた理由は「このレイソルでたくさんの『仲間』と戦ってきて積み上げてきたこの絆を私は失いたくない、と心から思いました」この一言が全てだと思います。
そしてサポーターの皆さんに向けては「私もサポーターの方々が、注いでくれるのと同じぐらいの大きさの愛情を持っています。レイソルは常にサポーターとともに成長してきたクラブです。本当に感謝しています」とメッセージを送っていましたが、それは同じ『仲間』と感じ続けていたからこそ。
すぐに土曜日には試合が待っています。相手はリーグ戦首位のマリノス。雨降って地固まる、となるか。またまたクラブの力が試されます。サポーターの皆さんのお力添えが必要です。復帰した指揮官は、これまでと何一つ変わらず、どのタイトルも獲るために全力を注ぐはずです。まずは目の前の試合から。土曜日のレイソルにご期待いただき、熱くご声援ください。